大学通信は2024年11月18日、2024年度「旧七帝大 大学合格実績ランキング」を公開した。旧七帝大の合格者数は、3位北野(大阪)が176人、4位灘(兵庫)が168人、5位札幌北(北海道)が162人。1位・2位は大学通信のWebサイトより確認できる。 「旧七帝大 大学合格実績ランキング」は、2024年度入試における旧七帝大(東大・京大・北海道大・東北大・名古屋大・大阪大・九州大)への合格者数が多い高校を大学通信が独自にランキングしたもの。合格実績のある学校へのアンケート調査より集計した学校推薦型選抜や総合型選抜などを含む合格者数順。未集計・非公表の場合は掲載していない。また、卒業生数は定時制・通信制を含む高校回答数で、一部に厚生労働省「全国高等学校便覧」の卒業予定者数を使用している。掲載校数は全国約650校にのぼる。 旧七帝大の大学合格実績ランキングは、3位「北野(大阪)」176人、4位「灘(兵庫)」168人、5位「札幌北(北海道)」162人、6位「岡崎(愛知)」159人、7位「旭丘(愛知)」156人、8位「筑紫丘(福岡)」154人、9位「札幌南(北海道)」151人、10位「東海(愛知)」139人。1位の高校は東大合格者数が43年連続トップ、2位には九州大に毎年100人前後の合格者を輩出する高校がランクインした。 トップ20は私立校7校に対し、公立校が13校でやや優勢。卒業者数に占める旧七帝大の合格者数の割合は、「灘(4位)」77.06%が圧倒的に高く、「東大寺学園(15位)」59.42%、「北野(3位)」56.59%、「聖光学院(19位)」51.09%、「札幌北(5位)」50.78%の順に続いた。前述の5校では卒業者の半数以上が旧七帝大のいずれかに合格していることになる。 東大の合格者数は上位のほとんどを私立または国立の中高一貫校が占めているが、ほかの6大学は各大学の地元の公立進学校が強い傾向にあるという。ランキング1位・2位の高校をはじめ、ランキングの詳細は大学通信のWebサイトで確認できる。2024年「旧七帝大」大学合格実績ランキングの1位は?