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阪大発「AI・データサイエンス講座」RSS認定を取得

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リカレント講座 コース一覧 AI・データサイエンスの基礎領域を学習する「入門コース」「基礎コース」がRSS認定講座に採択
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  • リカレント講座一覧 年間予定(2024年度)
 大阪大学数理・データ科学教育研究センター(MMDS)を主体とする数理人材育成協会が提供するリカレント講座「入門コース」「基礎コース」が、英国の王立統計学会(RSS)の講座認定を受けた。これにより、2024年度以降に同講座を受講した修了生は、RSSの国際認定データアナリストの学術要件を満たすことができる。

 数理人材育成協会(HRAM)は、社会人のキャリアアップやキャリアチェンジを支援するために設立された団体。2019年3月に設立され、数理人材の育成と産業の活性化を目指している。今回のRSS認定により、同協会のリカレント講座は、AI・データサイエンス分野における基幹知識の習得が可能な講座として国際的に認められた。

 RSS認定講座は、講義内容や過去の指導実績、受講生の学習内容確認のプロセス(試験等)、学習サポート、AI倫理の教育など、幅広い観点で審査される。国内のRSS提携団体であるBig Data LabおよびRSSの複数の認証委員による審査が行われた。修了生は、RSSの認定データアナリストとしての学術要件を達成し、条件に応じて即座に認定申請の要件を満たすことができる。

 英国王立統計学会(RSS)は、1834年に設立されたデータ分析に関する団体であり、統計学会・職能団体および慈善団体として活動している。日本や香港を含むアジアや欧州の統計学の発展に大きく影響を及ぼしており、アメリカ統計学会と認証に関する互換制度を有する姉妹団体でもある。Big Data Labは、AIとデータ活用の普及と発展を目指す非営利組織として、2019年に国内初のRSSの認定団体として活動している。
《佐藤愛》

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