明治大学政治経済学部は2024年11月5日、2026年4月に「政策学科(仮称)」の開設と既存学科の再編を発表した。「地域行政学科」は2025年度入学者で学生募集を停止し、2026年4月より政治経済学部は「政治学科」「経済学科」「政策学科」の3学科となる。 2026年4月に新設予定の「政策学科(仮称)」は、民間企業や公的機関で活躍する課題解決のプロフェッショナルの養成を目的とした学科。「地方」「都市」「国」「世界」など「地域」を学びの舞台とし、政治学・経済学・社会学などをバランスよく学ぶという。また、応用・実践を重視して「政策」のプロフェッショナルを養成することを目的としている。 住民、企業や政府・自治体などがそれぞれの役割に応じて、適切な政策を企画・立案し、実行していくことで、多様な「地域」をめぐる理論と課題把握能力を修得する。政治学、社会学、経済学など学際的な知識とデータ分析力・語学力などを総動員することで、自然的、人的、社会的、文化的な資源をめぐる諸問題の解決や、社会を豊かにするための政策のあり方を構想し、企画・立案、提言および実践できる能力の修得を目指す。 「政策学科(仮称)」の設置により、「地域行政学科」は2025年度入学者を最後に学生募集を停止する。2026年4月から政治経済学部は「政治学科」「経済学科」「政策学科」の3学科を予定している。「政策学科(仮称)」の学位は、学士(政策学)(Bachelor of Policy Studies)。入学定員は200名(収容定員800名)。なお、設置計画は予定であり、内容は変更となる場合がある。