戦時下の学生生活をSNS風に紹介…兵庫教育大で企画展2/11まで
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会場は兵庫県加東市の同大学附属図書館内にある展示室。2026年10月1日に開幕した。兵庫師範学校は、当時の初等教育の教員養成学校。今回の展示では、兵庫師範学校に在籍した学生たちが自分たちの学校生活を描いた水彩画全168点から作品を厳選。1943年から1944年にかけての学生生活や、それを取り巻く環境を伝える。
展示室の入口では、国民服にゲートル姿でスマートフォンを手にした、企画展の主人公「兵庫 清」さんが来場者を迎える。学生たちの水彩画をInstagramの投稿に見立て、絵に登場する物やキーワードをハッシュタグとして解説。SNSという身近な形式を通して、戦時下の学校や暮らしを紹介している。
1943年の作品には、校庭でスポーツや武道に取り組む姿とともに、軍事教練の様子が描かれている。1944年になると勤労奉仕の場面が増え、絵の舞台は学校から兵庫県各地の農村へと移る。授業が減り、食料増産のための開墾に取り組むことになった学生たちの生活を、作品からたどる。
また、兵庫教育大学が建つ嬉野の地にかつてあった「嬉野学徒錬成場」の歴史も、当時の写真とともに紹介する。同錬成場では、県内の中等学校以上の学生が集められ、グライダーの滑空訓練や馬事訓練などが行われていたという。
水彩画だけでなく、絵に登場する衣服、水筒、手帳など、当時使われていた実物資料も展示する。展示室の入口には、展示作品に描かれた物や風景を探すコーナーも設けている。関連する書籍や資料もあわせて展示し、同大学は、この時代を授業で扱う際の教材研究に役立つことも期待している。
開館時間は平日が午前8時45分から午後8時、土日祝日が午前10時から午後5時。開館日時や休館日は附属図書館に準じ、臨時休館の場合もあるため、来場前に図書館の開館情報を確認したい。
◆#1943:絵でみる戦時下の学生生活
会期:2026年10月1日(木)~2027年2月11日(木・祝)
開館時間:平日8:45~20:00、土日祝日10:00~17:00
※開館日時・休館日は兵庫教育大学附属図書館に準じる。臨時休館の場合あり
会場:兵庫教育大学附属図書館内 教材文化資料館展示室(兵庫県加東市下久米942-1)
観覧料:無料






