2001年11月17日に日本初公開された『アメリ』は、いまはなきミニシアター「シネマライズ渋谷」1館からスタートした。公開初日から観客がスペイン坂の上から井の頭通りまで列をなし、「観たいのに観られない!」と悲鳴があがるほどの人気を集めた。
その後、北は北海道・旭川、南は沖縄・那覇まで47都道府県・全160館(再上映含む)で上映されるなど、ミニシアター系映画としては異例の拡大公開を記録した。
女性ファッション誌やカルチャー誌が大々的に紹介し、テレビのワイドショーや男性週刊誌も『アメリ』現象を追いかけた。
赤と緑を基調としたポップなインテリアや、オドレイ・トトゥが着こなすレトロなファッションに魅了されたファンに向けて、ムックやノベライズ、レシピ集、ヤン・ティルセンが手掛けた劇中音楽の楽譜集など関連書籍も続々と出版された。監督は、『デリカテッセン』(91)、『ロスト・チルドレン』(95)、『エイリアン4』(97)といったアーティスティックでダークな世界を得意としたジャン=ピエール・ジュネ。
「人々を幸せにする映画を撮りたい」と方向転換し、パリの下町モンマルトルを舞台にしたロマンチックコメディとなる本作を生み出した。2002年にはアカデミー賞で外国語映画賞、美術賞など5部門にノミネートされるなど、世界的に高く評価されている。
この度解禁されたポスタービジュアルは2種類。アメリの上目遣いな笑顔が映える緑基調のものと、アメリがベッドでくつろぐ赤基調のものだ。どちらも鮮やかな色彩とキュートでオシャレな世界観が詰まった、『アメリ』を象徴するデザイン。「幸せになる」というキャッチコピーに、新たに「25周年アニバーサリー」の月桂樹が添えられている。
『アメリ 公開25周年記念上映』は11月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。






