ノーベル賞発表間近…受賞者30人の出身校一覧、注目候補・睡眠研究の柳沢氏は?
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出身大学は京都大学が最多
日本人のノーベル賞受賞は1949年の湯川秀樹氏(物理学賞)に始まり、2025年の北川進氏、坂口志文氏まで30名が受賞している。出身大学別では京都大学が11名ともっとも多く、東京大学が8名、名古屋大学が3名と続く。自然科学分野の受賞者は京都大学や東京大学の出身者が多く、高校は公立校の出身者が大半を占める。
出身高校の都道府県別では、京都府と大阪府が各4名でもっとも多く、愛媛県が3名、東京都・神奈川県・愛知県・山口県が各2名となっている。
受賞年・受賞者名・賞・出身高校・出身大学は次のとおり。
■湯川秀樹(1949年 物理学賞)
京都府立洛北高等学校(旧制京都一中)
京都大学(旧京都帝国大学)
■朝永振一郎(1965年 物理学賞)
京都府立洛北高等学校(旧制京都一中)
京都大学(旧京都帝国大学)
■川端康成(1968年 文学賞)
大阪府立茨木高等学校
東京大学(旧東京帝国大学)
■江崎玲於奈(1973年 物理学賞)
同志社高等学校
東京大学
■佐藤栄作(1974年 平和賞)
山口県立山口高等学校
東京大学
■福井謙一(1981年 化学賞)
大阪府立今宮高等学校
京都大学
■利根川進(1987年 生理学・医学賞)
東京都立日比谷高等学校
京都大学
■大江健三郎(1994年 文学賞)
愛媛県立松山東高等学校
東京大学
■白川英樹(2000年 化学賞)
飛騨高山高校(旧岐阜県立飛騨高山高等学校)
東京工業大学
■野依良治(2001年 化学賞)
灘高等学校
京都大学
■小柴昌俊(2002年 物理学賞)
神奈川県立横須賀高等学校
東京大学
■田中耕一(2002年 化学賞)
富山県立富山中部高等学校
東北大学
■南部陽一郎(2008年 物理学賞)
福井県立藤島高等学校
東京大学
■小林誠(2008年 物理学賞)
愛知県立明和高等学校
名古屋大学
■益川敏英(2008年 物理学賞)
名古屋市立向陽高等学校
名古屋大学
■下村脩(2008年 化学賞)
長崎県立諫早高等学校
長崎大学
■鈴木章(2010年 化学賞)
北海道苫小牧東高等学校
北海道大学
■根岸英一(2010年 化学賞)
神奈川県立湘南高等学校
東京大学
■山中伸弥(2012年 生理学・医学賞)
大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎
神戸大学
■赤﨑勇(2014年 物理学賞)
鹿児島県立甲南高等学校
京都大学
■天野浩(2014年 物理学賞)
静岡県立浜松西高等学校
名古屋大学
■中村修二(2014年 物理学賞)
愛媛県立大洲高等学校
徳島大学
■梶田隆章(2015年 物理学賞)
埼玉県立川越高等学校
埼玉大学
■大村智(2015年 生理学・医学賞)
山梨県立韮崎高等学校
山梨大学
■大隅良典(2016年 生理学・医学賞)
福岡県立福岡高等学校
東京大学
■本庶佑(2018年 生理学・医学賞)
山口県立宇部高等学校
京都大学
■吉野彰(2019年 化学賞)
大阪府立北野高等学校
京都大学
■眞鍋淑郎(2021年 物理学賞)
愛媛県立三島高等学校
東京大学
■北川進(2025年 化学賞)
京都市立塔南高等学校(旧城南高校)
京都大学
■坂口志文(2025年 生理学・医学賞)
滋賀県立長浜北高等学校
京都大学
2026年の生理学・医学賞は柳沢正史氏に注目
2026年の生理学・医学賞では、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の柳沢正史機構長が候補の1人として注目されている。柳沢氏は私立武蔵高等学校から筑波大学医学専門学群に進学し、睡眠覚醒機構の研究で2026年9月にアルバート・ラスカー基礎医学研究賞を受賞した。ラスカー賞は、医学・生物医学研究におけるアメリカ医学界最高の賞で、世界ではノーベル生理学・医学賞に次ぐ名誉とされる。利根川進氏、山中伸弥氏も受賞しており、「ノーベル賞の登竜門」とも言われている。



