子供に合った本選びを支援「ヨンデミーレベル本棚」くまざわ書店で展開
子育て・教育
リセマム/教育・受験/未就学児
近年は子供の読書離れが課題となっている。2025年実施の全国学力・学習状況調査では、「読書が好き」と回答した児童生徒の割合が過去最低となったほか、「第70回学校読書調査」では、1か月に本を1冊も読まない「不読者」の割合が学年が上がるほど高くなり、すべての校種で前年を上回った。
こうした背景には、読み聞かせから一人読みへの移行がうまく進まず、子供の読む力に合った本を選ぶことが難しいという課題がある。今回の連携では、子供が自分に合った1冊と出会える環境づくりを進めるとともに、「ヨンデミーレベル本棚」の設置やレベニューシェアによる新たな収益モデルの構築を進める。
「ヨンデミーレベル」は、Yondemyが開発した児童書の文章の難しさを数値化した特許取得済みの指標。絵本や児童書1,000冊以上の全文データをもとに、漢字・漢語率や一文の長さなど複数の要素から難易度を判定し、学年にとらわれず子供の読む力に合った本選びを支援する。日本漢字能力検定(漢検)の級とも連動している。
八王子オクトーレ店の「ヨンデミーレベル本棚」では、レベル別に本を陳列。棚に設置したQRコードからスマートフォンで「ヨンデミーレベル判定ミニアプリ」を利用すると、30秒から1分ほどで読む力を判定でき、その結果に応じた本を選べる。今後は、くまざわ書店の他店舗にも順次展開する予定。
Yondemy書店事業責任者の伊藤優氏は「子供が自分の読む力に合った本を選ぶことが、読書を好きになる第一歩になる」とコメント。くまざわ書店営業推進部の濵田恭香氏も「子供たちが『宝物になる1冊』と出会える場になってほしい」と期待を寄せている。






