糸井重里氏ら登壇、京都橘大が清水寺で学部学科開設記念の講演会
子育て・教育
リセマム/教育イベント/高校生
AIの進化によって知識の習得や判断のあり方が大きく変化する中、「人間にしかできない思考や創造性とは何か」という問いがあらためて注目されている。講演会では、人類が長い歴史の中で育み受け継がれてきた「人間の知」、膨大なデータとともに進化する「AIの知」、人の心や生き方に寄り添い続けてきた「仏教の知」という異なる観点からの対話を通じて、AI時代における新たな「知性」について考える場を設ける。
京都橘大学は2026年4月、デジタルメディア学部、工学部ロボティクス学科、健康科学部臨床工学科を新設した。AIやロボティクスが社会のあらゆる領域に浸透しつつある現在、人間とAI・テクノロジーが共生する未来をどのように描くべきかを考える場として、学術講演会「文化交響」を継続的に開催してきた。6回目となる今回は、「人間の知」と「AIの知」を対立概念としてではなく融合させながら、さらに「仏教の知」の視座も取り入れ、人はこれからどのように意思決定を行い、未来を選択していくのかについて議論を深める。
登壇者は、コピーライターとして一世を風靡し作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作など多彩な分野で活躍する糸井重里氏(ほぼ日代表取締役会長)、観音信仰や仏教の教えを現代社会に親しみやすく伝える取組みを行う森清顕氏(清水寺執事・教学部長/京都橘大学客員教授)、日本のAI研究を長年牽引し数々のユニークな研究を生み出してきた松原仁氏(京都橘大学工学部長・工学部ロボティクス学科教授)の3人。ファシリテーターはFM京都α-STATION DJの前田彩名氏が務める。
会場となる清水寺本堂は、幾多の人々が自らの歩みを見つめ、未来への一歩を定めてきた象徴的な場所。本堂から張り出した「舞台」の高さは約13メートル。「懸造り」と呼ばれる伝統工法で、格子状に組まれた木材同士が支え合い、耐震性の高い構造をつくり上げている。木材をたくみに接合するこの技法は「継ぎ手」と呼ばれ、釘は1本も使用されていない。
受付・第一景プロローグの会場となる円通殿は、観音信仰の道場・国際親善・文化交流の殿堂として建立された大講堂にあり、文化講座や法話の会場として使われている。また、夜間特別拝観が行われる清水寺は、京都の東・音羽山の中腹に広がる13万平方メートルの境内に、国宝と重要文化財を含む30以上の堂塔伽藍が建ち並ぶ。1994年にはユネスコ世界文化遺産「古都京都の文化財」のひとつとして登録されている。
当日のプログラムは、午後5時30分の開場・受付(円通殿)から始まり、午後6時から第一景プロローグ「願の正体。-舞台に託されたもの-」(森清顕氏、円通殿)、午後7時から第二景クロストーク「知性とはなにか。―『人間の知』×『AIの知』×『仏教の知』から考える―」(本堂舞台)、午後8時30分から夜間特別拝観という構成となっている。
事前申込制で、京都橘大学Webサイト特設サイトから受け付ける。応募者多数の場合は抽選となる。
◆京都橘大学新学部・新学科開設記念講演会 文化交響 Vol.6「知性とはなにか。―『人間の知』×『AIの知』×『仏教の知』から考える―」
日時:2026年9月12日(土)18:00~21:30(開場17:30)
会場:世界遺産・清水寺(京都市東山区清水一丁目294)
対象:中学生・高校生・大学生、保護者、教育関係者など
募集人数:100名(応募者多数の場合は抽選)
申込締切:2026年8月28日(金)
参加費:無料
申込方法:京都橘大学Webサイト特設サイトより申し込む









