マイナビは、現在アルバイトをしている10~70代の9,000人を対象に実施した「SNSのアルバイト探しと闇バイトに関する調査」の結果を発表した。SNSで仕事探しを経験した10代は約3割にのぼる一方、怪しい求人の勧誘を受けた割合も同世代が最多。約半数が「闇バイトと普通の求人の見分けがつきにくい」と回答している。 同調査は2026年2月18日から3月2日にかけて、10~70代のアルバイト就業者9,000人を対象にWEBアンケートで実施された。直近1年間にSNSで仕事を探した割合は14.7%(前年比0.8ポイント増)。年代別では10代が29.9%、20代が19.3%となり、若年層ほど高い。SNSのメリットは「多くの求人を見つけやすい(34.8%)」が最多で、「時間をかけず求人を見つけやすい(34.2%)」が続いた。 リスク面では、10代の33.3%、20代の34.4%がSNSで怪しい求人を見かけたと回答。実際に勧誘を受けた割合は10代が17.4%、20代が14.0%となり、ほかの年代に比べて高い。日常的に利用するSNSにも、危険な仕事への勧誘につながるリスクが潜んでいる実態がうかがえる。また、47.7%が「闇バイトと普通の求人の見分けがつきにくい」と感じている。一方で、以前より注意するようになっている割合も各世代で約半数を占め、警戒意識も一定程度浸透している。 同所の研究員である宮本祥太氏は、次のようにコメントしている。「アルバイトの仕事探しにおけるSNSの活用が若年層の間で広がりつつあります。SNSは手軽で利便性が高い一方、求人内容の自由度が大きく、情報量にもばらつきがあるため、『怪しい求人』や『闇バイト』と接触してしまう可能性も考えられます。普通の求人と見分けがつきにくいと感じている実態もあり、安易に応募しない意識を持つことが重要です。実際に仕事を探す際は、時給の高さや応募のしやすさに飛びつくのではなく、複数の求人媒体を活用しながら、仕事内容や雇用主の情報をよく調べることが大切です。特に経験が少ない若年層は、1人で判断せず、信頼できる人に相談しながら進めることが重要と考えます。」