勉強への親の関与が増加、成績で「叱る」減少…東大ら調査 | NewsCafe

勉強への親の関与が増加、成績で「叱る」減少…東大ら調査

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調査の対象となっているお子様の勉強に対するあなたのかかわりについて、次のことはどれくらいあてはまりますか
  • 調査の対象となっているお子様の勉強に対するあなたのかかわりについて、次のことはどれくらいあてはまりますか
  • あなたは、次のようなデジタル機器を、家で使っていますか
  • あなたはふだん(学校がある日)、次のことをするために、デジタル機器をどれくらい使っていますか。学校の中でやる時間は除いてください
 小・中・高校生の子供の勉強に対する保護者のかかわりについて、勉強を教えたり、意義や大切さを伝えたりといった関与が増えていることが、東京大学とベネッセの共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」により明らかになった。

 調査は、東京大学社会科学研究所とベネッセ教育総合研究所が2014年に立ちあげた共同研究プロジェクト「子どもの生活と学び」の一環として実施。同一の親子を対象に2015年から継続して追跡している。「子どもの生活と学びに関する親子調査2025」は2025年7月~9月、全国の小学1年生から高校3年生の子供とその保護者2万331名を対象に調査依頼を送付。親子双方の回答がそろっていないものなどを除いた有効回答を分析対象とした。

 2015年と比較し、2025年は自分専用のスマートフォンを使う割合が増加。小学4年生から6年生は6.5%から38.5%へ、中学生は30.4%から83.8%へ増えており、高校生では97.2%が所持している結果に。タブレットについても自分専用化が進み、2025年は小学4年生から6年生で26.4%、中学生は27.4%、高校生は46.0%となっている。

 学習以外でのデジタル機器の使用(2025年)について尋ねたところ、動画視聴やSNS利用は「ほぼ毎日」が小学4年生から6年生で39.3%、中学生で55.3%、高校生で62.0%と、高頻度で使用。利用者の平均使用時間は小学4年生から6年生で平日86分、休日120分、中学生で平日114分、休日177分、高校生で平日139分、休日216分だった。

 子供の勉強に対する保護者のかかわりを2019年と2025年とで比較すると、「勉強の内容を教える」「勉強の意義や大切さを伝える」など、学校段階を問わず保護者の関与が増加。特に「勉強の面白さを教える」では、小学1年生から3年生で54.9%から62.1%、小学4年生から6年生で48.8%から57.7%、中学生で41.1%から51.4%、高校生で30.9%から42.3%と、大きく増えている。

 一方で、「テストの成績が悪いと叱る」については、小学1年生から3年生で18.7%から15.8%、小学4年生から6年生で29.1%から25.2%、中学生で40.7%から31.8%、高校生で29.9%から25.1%と、減少したことがわかった。

 調査結果の詳細は、ベネッセ教育総合研究所のWebサイトで確認できる。
《木村 薫》

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