明け方の病院に意識不明の女性を車で連れ現れた作家のドギョン。取り乱した様子の彼女は、警察官のヒョンジュにその女性は姉だと告げ、暴力的な姉の婚約者から逃げてきたと話す。しかし、“姉”とされる女性は全くの赤の他人であることが分かり、さらに婚約者とされる男は遺体となって雪の中から発見され…。
異なる記憶に翻弄される衝撃のサスペンス・スリラーとなる本作。事件の鍵を握る作家の女性を演じるのは、国民的ドラマ「私の名前はキム・サムスン」(05)で一躍スターとなったチョン・リョウォン。7年ぶりにスクリーンに帰って来た彼女は、いままでと印象の違う役柄で新境地を見せ、第26回富川国際ファンタスティック映画祭でコリアン・ファンタスティック俳優賞を受賞するなど高い評価を獲得。
そして、事件の真相を追う警察官ヒョンジュを演じるのは『パラサイト 半地下の家族』(19)をはじめ多くの作品で活躍する名バイプレーヤーのイ・ジョンウン。捜査を進めていくうちに自身のトラウマとも向き合うことになる繊細な役柄を見事に演じ切った。初共演となる2人が繰り広げる一瞬たりとも目が離せない密度の高い心理戦は見応え抜群だ。監督を務めたのは本作が長編デビュー作となるコ・ヘジン。『犯罪都市』シリーズなど数多くのヒット作を手掛けてきた製作陣と共に、真実と虚偽の境界が崩れ落ち、1つの事件がまったく別の物語として再構築される先の読めない独創的なサスペンスを作り上げた。
今回到着したキービジュアルは、コピーにある事件の鍵を握る2人の女性が映し出された、降りしきる雪と鮮血のコントラストが目を引くデザインとなっている。悲痛な表情を浮かべるドギョンと血を流し倒れる彼女が姉と呼ぶ女性、2人が劇中でいったい何を語るのか注目だ。併せて解禁となった本予告映像は、「助けてください」と叫ぶドギョンの姿から幕を開ける。怪我を負った様子から被害者だと思われた彼女だったが、“姉”だと告げた女性は赤の他人であることが明るみになり、次第に彼女の言葉は疑念に包まれ、事件の容疑者となってしまう。事件の真実を追い求める警察官ヒョンジュが捜査に奔走する姿も映し出されサスペンスフルな本編への期待が高まる予告編となっている。
『白い車に乗った女』は4月24日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて公開。












