【高校受験2026】神奈川県公立入試<英語>講評…読解問題の語数は過去最高水準 | NewsCafe

【高校受験2026】神奈川県公立入試<英語>講評…読解問題の語数は過去最高水準

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【高校受験2026】神奈川県公立入試<英語>講評
 2026年2月17日(火)、令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜が実施された。神奈川県教育委員会が2026年2月9日に発表した一般募集共通選抜などの志願者数(変更締切時)によると、全日制139校の募集人員(特別募集・中途退学者募集を除く) は3万9,431人で、志願者数は4万3,821人、競争率は1.11倍となった。

 リセマムでは、湘南ゼミナールの協力を得て、令和8年度(2026年度)神奈川県公立高等学校入学者選抜共通選抜「英語」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。

<英語>講評
(湘南ゼミナール 提供)
 問題形式や大問ごとの問題数が変更となり、戸惑った受験生も多かったのではないか。得点しやすい文法問題が増えた一方、読解問題の語数は過去最高水準で難易度が高かった。平均点は例年並みかやや下がると考えられるが、得点のばらつきは大きいことが予想される。

 問1:リスニング問題。(ア)(イ)については選択肢が短く、解きやすかった。(ウ)は長い文章の要点をとらえる必要があったため、難易度は高かった。

 問2:英単語を補充する選択問題。選択肢だけでなく、対話文中にある語彙力も求められた。語彙レベルは、英検準2級レベルは必要と考えられる。

 問3:空所を補う文法問題。問題数は増加、一問に対する配点が3点から2点に変更。基礎的な文法力を問う問題が多かった。(カ)は仮定法か直説法を判断する問題。

 問4:並べ替え問題。問題数は増加、一問に対する配点が4点から3点に変更。(ウ)頻出の後置修飾の問題。時制が現在進行形になっていること、過去分詞による後置修飾になっていることで難易度を上げている。

 問5:英作文問題。現在完了を用いた英文を作ることは難しくない。主語を見誤ってしまった生徒が多かったのではないか。

 問6:読解問題。出題形式が大きく変わった。職場体験に関する文章。語数は昨年度よりもやや増加して約650語。(ア)の問題はa notebook, and pens を stationeryに言い換えられていることを理解できている必要がある。

 問7:資料を使った読解問題。語数は約600語程度。特に(イ)は極めて良問だった。空欄に当てはめるための条件を正しく理解すること、登場人物の状況を判断するために、時制を正確に理解していることが求められた。学力上位校であっても合否を分ける問題になったのではないか。

 問8:対話文読解問題。語数は約750語で、昨年度よりもやや増加。内容一致問題の形式と配点が変わった。「本文を最後まで読んだうえでの全体理解」と「設問に対する明確な根拠の特定」の両方が必要。話の流れや筆者の意図をつかまずに部分だけを拾って判断すると誤答につながる。

 文法知識の正確さだけでなく、文章全体の流れをつかみ、必要な情報をすばやく読みとる力が重視される。特に大学入学共通テストと同様に、語彙力、言い換え・パラフレーズを見抜く力が得点の鍵となる。一定量の英文を継続的に読み、要点把握と根拠確認を徹底する練習を積み重ねることが重要である。


 このレポートは令和8年2月17日(火)に、速報として湘南ゼミナールにより作成されたもの。
協力:湘南ゼミナール(執筆:教材開発部 英語科 責任者 神谷漠氏)
《編集部》

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