大学通信は2026年1月16日、「2025年学部系統別実就職率ランキング(観光系)」を公開した。3位に和歌山大(和歌山)、4位に長野大(長野)、5位に東洋大(東京)がランクイン。1位と2位は大学通信のWebサイトより確認できる。 ランキングは、医科・歯科の単科大などを除く全国765大学を対象に2025年の就職状況を調査し、566大学から得た回答をもとに、系統別に学部実就職率上位校をまとめたもの。実就職率(%)は、「就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100」で算出。文部科学省が推奨する「就職率=就職希望者数に占める就職者の割合」と区別するため「実就職率」という表記を用いる。なお、算出方法が異なるため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。 また、ランキングには、卒業生数が80人未満の小規模学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは未掲載。各系統はおもに学部名称で分類しており、学科構成や教育の内容が似ていても掲載していない場合もある。東京大など未回答、または未集計の大学・学部は掲載していない。大阪公立大については、統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載している。 観光系の実就職率ランキングでは、3位に93.7%の和歌山大(和歌山)/観光、4位に92.6%の長野大(長野)/環境ツーリズム、5位に92.4%の東洋大(東京)/国際観光、6位に92.0%の阪南大(大阪)/国際観光、7位に90.5%の跡見学園女子大(東京)/観光コミュニティ、8位に89.7%の明海大(千葉)/ホスピタリティ・ツーリズムがランクインした。 5位の東洋大・国際観光学部は、2025年度よりコロナ禍を経た社会の状況を踏まえた新カリキュラムを導入。「ツーリズム・マネジメント分野」「ホスピタリティ・マネジメント分野」「観光地域計画分野」「国際観光文化分野」の4分野の学問領域を設けている。たとえば「ツーリズム・マネジメント分野」では、旅行者と国や地域を観光で結ぶ方法をビジネスの視点から学ぶ。「国際観光文化分野」は、世界の歴史や宗教、文化に関する幅広い教養を身に付け、多文化共生社会の実現に貢献するための力を養うことを目指す。 このほか、3位の和歌山大学観光学部は、同大学のWebサイトによると、国立大学で唯一、学部・大学院一貫で観光学を学べることが特徴。4位の長野大学環境ツーリズム学部は、同大学のWebサイトによると、地域をフィールドにさまざまな視点から学びを積み重ね、持続可能で魅力ある地域づくりを目指すことを掲げている。 大学通信のWebサイトでは、ランキングの1位と2位を掲載しており、カリキュラムの特徴なども紹介している。2025年実就職率ランキング「観光系」1位は?「2025年学部系統別実就職率ランキング」一覧法学系文・人文・外国語系福祉系国際系心理系体育・スポーツ系観光系経済系農学系家政・生活・栄養系薬学系