LINEヤフーは2026年1月8日、全国の中高生を対象に実施した「将来なりたい職業」と「働くことへの期待感」に関する調査の結果を発表した。高校生では男女ともに「国家公務員・地方公務員」が1位となり、将来働くことへの期待感は中学生のほうが高校生を上回った。 同調査は、LINEヤフーが運営するスマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で2025年11月20日から21日に実施。全国の中学生・高校生の男女1,034人から有効回答を得た。 将来いちばんなりたい職業について、男子中学生では2024年11月度調査と同様に「スポーツ選手」が1位となった。2位には「教師・教員・大学教授」「YouTuber、Vtuberなどの動画投稿者」「システムエンジニア・プログラマー」「ゲーム業界の仕事(ゲームデザイナー、ゲームクリエイターなど)」「運転手・ドライバー(鉄道、タクシーなど)」が並んだ。 女子中学生では、「イラストレーター」「教師・教員・大学教授」「看護師」が昨年同様TOP3となった。 高校生では、男女ともに1位は前年と同じく「国家公務員・地方公務員」となった。男子高校生の2位は同率で「システムエンジニア・プログラマー」「機械エンジニア・整備士」で、どちらも前年からランクアップしている。女子高校生では、前年も上位だった「国家公務員・地方公務員」「看護師」「教師・教員・大学教授」に加え、「事務職・営業職」が新たに3位にランクインした。 中高生で比較すると、「決まっていない・わからない」と回答した割合は、中学生のほうが高校生よりもやや高くなった。また、「スポーツ選手」は中学生のほうが高校生よりも高い一方で、「国家公務員・地方公務員」「機械エンジニア・整備士」は高校生のほうが高くなっていた。 将来いちばんなりたい職業に就きたい理由について、中学生のなりたい職業TOP3に就きたい理由をみると、「スポーツが好き」「絵を描くのが好き」といった好きという純粋な気持ちや、「担任に憧れた」「お母さんが看護師」といった身近な人への憧れがきっかけとなっている。また、「プログラミングの授業が面白かった」「ゲームが好きで作ってみたら楽しかった」というように、実際の体験もきっかけになっていることがわかった。 高校生のなりたい職業TOP3に就きたい理由では、安定性や社会貢献、実際の体験をきっかけに、人を助ける仕事がしたいなど、中学生と比べてより現実的な声が多くみられた。 将来「働くこと(仕事をすること)」への期待について、中高生に自分が働いている姿を想像して、将来「働くこと(仕事をすること)」が楽しみかどうかを5段階評価で聞いた。中高生ともに、「やや楽しみ」がもっとも高い割合となり、それぞれ4割台だった。 また、「とても楽しみ」と「やや楽しみ」をあわせた「楽しみ」の割合は、中学生では7割強、高校生では6割強となり、中学生のほうが高いことがわかった。中高生ともに「楽しみ」と回答した割合が、「楽しみではない(「あまり楽しみでない」「まったく楽しみでない」の計)」を大きく上回っており、多くの中高生が将来の「働くこと(仕事をすること)」に前向きな気持ちを抱いていることがわかった。 つぎに、中高生に家族(親、兄弟・姉妹など)の働き方をみて、どのように感じるかを5段階で聞き、その印象別に、将来「働くこと(仕事をすること)」が楽しみかどうかを調査した。働いている家族が2人以上いる場合は、仕事をしている時間がいちばん長い人について回答してもらった。 家族の働き方をみて「楽しそう」と感じている中高生は、約6割が将来働くことを「とても楽しみ」と回答しており、圧倒的に高い割合となった。また、家族の働き方をみて「楽しそう」と感じている人ほど、「とても楽しみ」「やや楽しみ」をあわせた「楽しみ」の割合も高くなっている。