公開館数43館からスタートし、平日初日にも関わらず満席回が続出、異例のヒットを記録している本作。公開3日間で動員2万3284名、興行収入3786万1370円を記録する好スタートを切った。
約17年前のリバイバル上映にもかかわらず大きな反響となっており、「幻の映画」として長らく語り継がれてきた本作への期待が興行にしっかりと結びついた形となった。公開にあわせて発売された劇場用パンフレットおよび公式グッズの完売が続き、増刷・増産が決まるなど、好調な売れ行きを記録している。
公開10日目となる11月30日(日)時点で、本作の興行収入がついに1.1億円を突破。2週目の週末は、前週の43館からさらに14館増えて57館での拡大公開を実施。その結果、11月30日(土)時点で動員6万8277名、興行収入1億1028万370円を記録し、2週目土日成績は前週比102%となった。
拡大公開前から平日でも満席回が続出するなど、各館からは予想を上回る反響が寄せられており、今後もさらなる盛り上がりが期待される。
11月30日(日)に都内劇場で開催されたオンラインイベントでは、来場者とのQ&Aセッションも実施され、ターセム監督は寄せられた数々の興味深い質問に深く頷きながら、ユーモアと洞察を織り交ぜて丁寧に回答。その一つひとつの言葉に来場者が聞き入る充実したセッションとなった。また、日本での大ヒットについては「素晴らしい!」と喜びのコメントを寄せた。
「リバイバル洋画上映」という新たなムーブメントとなっている本作は、2025年きっての話題作として熱視線を集めている。今後の動向にも引き続き注目だ。『落下の王国 4Kデジタルリマスター』は新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開中。












