東洋英和女学院大学は2025年12月20日、学費免除の機会がある「スカラシップ入試」を実施する。調査書、志望理由シート、英語と国語の学力試験で総合的に選抜し、合格者には最長4年間で最大438万円の授業料などが免除される。出願期間は12月1日から9日までで、期間中は河合塾講師による過去問解説動画もWebサイトで公開する。 「スカラシップ入試」は、調査書・志望理由シートに加え、英語・国語の学力試験(各100点・60分)を総合して判定し、面接は行わない。合格区分は、最長4年間で授業料など最大438万円が免除される「スカラシップ生合格」と、一般選抜の合格基準を満たすことで一般選抜の受験を免除され入学できる「一般選抜免除合格」の2種類を設けている。 同大は、この入試を「大学生活では好きなことに挑戦したい」「年内に1つ合格を得て安心したうえで、2月末まで受験を続けたい」といった高校生の声に応えるものとして位置付けている。大学入学共通テスト前に合否が判明するスケジュールでありながら、入学手続きは共通テスト終了後まで受け付けることで、受験生が複数の選択肢を検討しながら進路を決定できるよう配慮している。 受験生の利便性や経済的負担の軽減にも配慮しており、他大学との併願が可能。試験会場も横浜会場(横浜市緑区)と六本木会場(東京都港区)の2か所から選択できる。また、スカラシップ入試と一般選抜(前期、後期)を「学力選抜」としてまとめており、1度の検定料3万円の支払いで、これらすべての学力選抜試験を受験できる仕組みを導入している。一般選抜では最大3学科まで併願が可能で、受験機会の拡大と費用面の負担軽減を両立させている。 受験生への学習支援として、河合塾講師による英語と国語の過去問解説動画をYouTubeで無料公開している。動画では、出題傾向や時間配分のポイント、学習のコツなどをわかりやすく解説。赤本(過去問題集)を手元に用意して視聴することで、実際の問題を確認しながら効率よく対策を進めることができるという。動画は出願締切日の2025年12月9日まで公開される予定。 東洋英和女学院大学は、このスカラシップ入試が、年内に合格を確保したい受験生や、一般選抜の志望者にとっての安心材料となりうる「挑戦する価値のある入試」であると発信している。◆東洋英和女学院大学 特別選抜 スカラシップ入試出願期間:2025年12月1日(月)~9日(火)試験日:2025年12月20日(土)合格発表日:2025年12月23日(火)入学手続期間:・分割第1次・一括手続:2025年12月23日(火)~2026年1月20日(火)・分割第2次手続:2026年3月13日(金)まで試験会場:横浜会場(横浜市緑区三保町32)、六本木会場(東京都港区六本木5-14-40)入学検定料:30,000円(税込)選抜方法:調査書・志望理由シート・学力試験(英語/国語)を総合して判定試験科目:英語(英語コミュニケーションI、II、論理・表現I)、国語(現代の国語、言語文化 ※古文・漢文を除く)合格区分:・スカラシップ生合格(最長4年間の授業料など最大438万円を免除)・一般選抜免除合格(一般選抜の合格基準を満たしていると判断された場合、一般選抜免除で入学可能)出願方法:大学Webサイトより出願
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