インフルエンザ注意報、25自治体に拡大…神奈川など警報直前 | NewsCafe

インフルエンザ注意報、25自治体に拡大…神奈川など警報直前

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インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の定点あたり報告数の推移(全国)
  • インフルエンザと新型コロナウイルス感染症の定点あたり報告数の推移(全国)
  • インフルエンザ定点あたり報告数推移
  • インフルエンザ様疾患発生報告における施設数の推移
 厚生労働省は2025年11月7日、2025年第44週(10月27日~11月2日)のインフルエンザ発生状況を発表した。定点あたり報告数は全国平均で14.90人。神奈川県や宮城県では定点あたり28人を超え、警報レベル基準値30人までわずかとなっている。

 第44週(10月27日~11月2日)の定点あたり患者報告数は全国平均で14.90人。2025年-2026年シーズンは、インフルエンザの流行が例年よりも早く、第44週は前週比(6.29人)約2.4倍に急増し、国が定める注意報の基準値10人を超えた。

 都道府県別にみると、「宮城県」28.58人、「神奈川県」28.47人、「埼玉県」27.91人、「北海道」24.99人、「千葉県」25.04人、「沖縄県」23.80人、「東京都」23.69人の順に多く、25の都道府県で注意報レベルの基準値を超えている。

 全国の保育所や幼稚園、小・中・高校では、第44週(10月27日~11月2日)の期間に休校58件、学年閉鎖492件、学級閉鎖1,757件が報告された。

 11月に入り、一気に気温が低下し、乾燥が気になる季節となった。空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなる。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50~60%)を保つことも予防には効果的だという。
《川端珠紀》

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