【7億円を稼ぎ出した投資家「億り人になることは難しくない」】暴落こそチャンスな「投資の兵法」とは? 石破総裁「後」の株価はどうなる? 損しないために、今知っておきたいこと | NewsCafe

【7億円を稼ぎ出した投資家「億り人になることは難しくない」】暴落こそチャンスな「投資の兵法」とは? 石破総裁「後」の株価はどうなる? 損しないために、今知っておきたいこと

お金 OTONA_SALONE/MONEY
【7億円を稼ぎ出した投資家「億り人になることは難しくない」】暴落こそチャンスな「投資の兵法」とは? 石破総裁「後」の株価はどうなる? 損しないために、今知っておきたいこと

「遠くない時期に日経平均株価は5万円に到達するとみています」と語るのは、メディアやyoutubeなどでも投資法を発信している人気投資家の上岡正明さん。これまでに7億円を稼ぎ出した、いわゆる「億り人」です。

しかし「日本経済は今チャンスのタイミング」と言われても、総裁の交代や、くるくる変わるトランプ発言……初心者にとって株価暴落が心配でなりません。

少ない資金から投資を始めて、暴落によりどん底を経験したこともある上岡さんは、「今」の状況をどうみているのでしょう? また、暴落が起きた場合にはどう対処すればよいのでしょう? 著書からご紹介したいと思います。

※この記事は、『7億稼ぐ「投資の兵法」』上岡正明・著(徳間書店)より一部を抜粋、編集したものです。

「億り人になることは難しくない」そのために必要な条件とは?

結論を言いましょう。暴落の恐怖に怯えずに、むしろ武器に変えて投資ができるマインドと技術を身につけることができれば、億り人になることは難しくありません。

以前、私は「株メンタル」(東洋経済新報社)という著書を上梓しました。本の中で「株はメンタルが9割」と述べましたが、偽らざる本音です。例えば怒りやすい人や、すぐに感情が顔に出るような人は、相場には向いていません。なぜなら感情に振り回される人は、相場が激しく動くような局面で、冷静な判断ができなくなってしまうからです。

暴落という最大のピンチをチャンスに変え、利益を得るためには、恐怖心を克服するような強靱なメンタルと、それに備える準備が必要なのです。

石破総裁「後」の政局が相場に及ぼす影響は? 株価はどうなる?

皆さんも記憶にあると思いますが、永田町の政局が大相場を作ることは事実です。先のアベノミクスのような民主党から自民党への政権交代もさることながら、菅義偉総理が退陣した2021年9月も株価が3万0670円まで上昇して、30年ぶりの高値をつけました。

今後の政局は、現職の石破茂総理の進退にかかわらず、小泉進次郎氏や高市早苗氏などの新しいリーダーの登場が期待されます。そうなれば、さらなる株高が期待できます。投資家がマーケットフレンドリーな日本のリーダーの誕生を待ち望んでいるのも現在の株高の特徴かもしれません。

懸念点があるとすれば、二転三転する「トランプ発言」と日本人にこびりついたデフレマインドです。安いものを買いたいという消費者心理のみならず、若者に蔓延する「等身大志向」「草食化」といった傾向も大局的に見れば、デフレマインドの現れです。

シンガポールや香港など世界的に見ても、人口減少社会に突入して経済が衰退するという主張は、もっともらしいですが的外れです。元気のある若者世代の登場こそが、日本経済ひいては株式市場を牽引することは間違いありません。

蛇足ですが、銘柄探しでも若者世代の活きのいいトップがいる企業を探すのも一興です。グロース市場が活況を呈しつつある今、思わぬお宝銘柄に出会えるかもしれません。

暴落は1年に1回は起きるもの。暴落を味方につける「投資の兵法」で必要なこと

来たるべき「5万円相場」を達成するために不可欠なのが暴落です。「相場が上昇するのになぜ暴落が必要なのか」と疑問に思うかもしれませんが、相場は「バブルと暴落」をエネルギーとして上下に大きく動きます。

大暴落が起きるためにはバブルが必要ですし、大相場の起点は、大暴落で下がりきった株価から始まります。つまりピンポイントで底値は拾えなくても、底値付近の安値で拾うことができれば、相場で大きく負けることは、まずありません。

「安く買って高く売る」という株式の絶対法則は、「相場で生き残る」だけでなく「暴落を味方につける」ための最強の「戦時の兵法」なのです。

暴落を私なりに定義すると、「人が恐怖に陥るような株価の急激な変動」となります。この本は投資初心者や比較的投資歴の浅い方を対象にしていますが、まずご自身の投資金額が適正かどうか考えてほしいと思います。相場では大体、1年に1度の頻度で暴落が起こります。

「令和のブラックマンデー」「トランプ・ショック」で、得した人・損した人の違いは?

最近では、2024年の7月に起きた「令和のブラックマンデー」と2025年4月の「トランプ・ショック」が、記憶に新しいでしょう。すでに株式投資をしていた人は思い返してほしいのですが、その時にどれほど恐怖を感じたでしょうか?

現物株の評価損がみるみる増えていって慌てて損切りした人や、信用取引で思わぬ損失になった人も少なくないはずです。損失が膨らみすぎて相場から退場した投資家も数多くいたようです。

その一方で、今がチャンスとばかりに割安になった監視銘柄を徹底的に拾って、気づけば数十銘柄数千万円分を一気に購入。翌日のリバウンドで、たった1日で総額10%近い利益を上げることができた投資家もいます。

後者の投資家こそ、暴落当日の私の投資行動です。令和のブラックマンデーにしてもトランプ・ショックにしても、たまたま暴落翌日に大きくリバウンドしたばかりか、その後も東証プライムの株価が順調に戻っていったことで、私は数千万円の株式を利益確定して、大きく儲けることができました。

これが暴落のエネルギーです。私は暴落時を「戦時」、それ以外の相場を「平時」と分けて投資をしていますが、「平時」に得られる利益より「戦時」で得られる利益の方が圧倒的に多くなります。

「平時」の利益が数十万円から数百万円だとすれば、「戦時」にはその利益が数百万から数千万円まで10倍に跳ね上がります。暴落を味方にすれば、投資家の憧れである「億り人」になることは、もはや夢ではありません。

【関連記事】では、少ない資金から投資を始めて、暴落によりどん底を経験したこともある上岡さんが送るビギナー投資家へのアドバイスをご紹介しています。

>>>【関連記事】≪7億円を稼ぎ出した投資家「勝つには、人間の本能に基づく『間違った投資行動』をやめればいいだけ」≫自分に合った「投資金額」の決め方とは? ビギナー投資家が失敗しないための「投資の兵法」

■BOOK:『暴落を「利益」に変える 7億稼ぐ「投資の兵法」』上岡正明・著 1,870円(税込み)/徳間書店

■著者:上岡正明(かみおか・まさあき)

株式会社フロンティアコンサルティング代表取締役。放送作家と並行してスタートした株式投資は、投資歴27年を誇り、これまでに7億円を稼ぎ出した。「週刊ダイヤモンド」「東洋経済オンライン」「プレジデントオンライン」や投資情報番組、講演会などにも多数出演。著書に「株メンタル―トップ3%投資家の最強ソリューション」(東洋経済新報社)、「最強の高配当投資 売却益×配当益 爆速で資産を増やす!」(SBクリエイティブ)、「投資脳 一生お金に困らない頭を手に入れる方法」(すばる舎)など多数。コロナ禍にスタートした自身のYouTubeチャンネルは登録者数30万人の人気ビジネス系インフルエンサーとしても活躍中。


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