上白石萌音『ちはやふる-めぐり-』生徒を支える心優しい顧問を好演!女優としての存在感示す | NewsCafe

上白石萌音『ちはやふる-めぐり-』生徒を支える心優しい顧問を好演!女優としての存在感示す

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上白石萌音『ちはやふる-めぐり-』生徒を支える心優しい顧問を好演!女優としての存在感示す

9月10日に最終回を迎えたドラマ『ちはやふる-めぐり-』(日本テレビ系)に出演した上白石萌音。同作ではかるた部の生徒を見守る顧問を演じ、その優しくも存在感ある演技が注目を集めた。本記事では、『ちはやふる』シリーズの新たな展開に花を添えた上白石の演技に注目しながら、その魅力を紐解いてみたい。

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累計発行部数2900万部を超える大ヒット漫画『ちはやふる』は、2016年・2018年に3部作として実写映画化され、広瀬すずをはじめとする若手の人気俳優陣の出演でも話題を呼んだ。そして今回の『ちはやふる-めぐり-』は、映画から10年後の世界を舞台にしたオリジナルストーリー。主演に次世代の注目女優・當真あみを迎えた今作は白熱の試合シーンやキャストの熱演が話題を集め、民放公式テレビ配信サービス「TVer」のランキングでもたびたび上位に入るなど、今期注目の作品となった。

前シリーズで競技かるた部の一員・大江奏を演じていた上白石は、今作で主人公・藍沢めぐる(當真)が通う梅園高校の非常勤講師兼かるた部顧問として登場。新たな世代をかるたの世界に誘い、顧問として寄り添いながら生徒を導く重要な役どころを担った。上白石は、テレビ番組に出演した際には、生徒役を演じた當真ら若手キャストについて、「みなさんの頑張りと一生懸命のきらめきが本当に素晴らしくて」「全然そんなシーンじゃないのに涙が出てくる」と明かしており、彼女が奏と同じように先輩としての愛情を持って向き合っていたことが伝わってくる。

作中で特に印象的だったのが、奏が読手を務めるシーンだ。最終回では全国大会出場を懸けた最終予選で、梅園高校が戦う試合の読手を務めることに。顧問でありながらも全選手に公正でなければならないという難しい立場に置かれた奏だが、凛とした佇まいで歌を詠む姿に、SNSでは、「キレイな声。透き通る声」「大江先生の歌詠みがすごく心に響いた」など絶賛の声があがった。また、梅園高校の敗北で幕を下ろした試合後には、悔しさで泣きじゃくるめぐるを優しく抱きしめる場面も描かれている。撮影現場で常に若い共演者を見守っていた上白石だからこそ、生徒に寄り添う心優しい奏の姿にもより説得力が宿ったのだろう。

『ちはやふる』映画と新作ドラマの架け橋とも言える存在となった上白石。彼女の役者としての成長が、大人になった奏の姿と重なった視聴者も多かったのではないだろうか。なお、今後の上白石は3年ぶりの再演となる12月12日より上演予定のミュージカル『ダディ・ロング・レッグズ』への出演も控えており、その輝きはさらに増していきそうだ。


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