まず、新チーム“ニュー・アベンジャーズ”の中心人物で一流の暗殺者エレーナ・ベロワ。アクションシーンで思わずカメラ目線になる場面や、なかなか閉まらないエレベーターのドアの前でおどけたり側転をする姿など、コミカルな一面を披露している。
また、キレキレのアクションシーンの撮影で思わず相手に手が当たってしまった場面などでは何度も気遣う一面も…。
緊張感あふれる撮影現場でも、チーム一丸となりお互いを思いやる和やかな雰囲気が伝わる貴重な映像となっている。

フローレンス・ピュー本人も、彼女が歪んだ環境で育った結果、個性的な人物になったことを重視し、困難を乗り越える姿を観客に見せたいと語っている。

本作は、葛藤や苦悩を抱えた等身大の“ニュー・アベンジャーズ”たちに思わず共感を寄せたくなる映画となっている。

