猛暑が続く2025年の夏休み。子供たちの長期休暇とお盆休みが重なる時期に、家族で楽しめる屋内スポットとして、工場見学や展覧会、各種イベントが注目を集めている。 屋内施設で快適に、普段は見ることのできないものづくりの現場や、特別な展示、体験型イベントを楽しめる施設が人気だ。工場見学では製造工程の見学や製品の試食、体験コーナーが充実し、展覧会やイベントでは子供の知的好奇心を刺激する体験プログラムも増えている。これらの見学や体験を通じて得られる発見は、夏休みの自由研究にも活用できる。多くの施設が事前予約制で人数も制限されているため、混雑を避けた見学が可能だ。 リセマムでは、関東近郊で人気の工場見学スポットと注目の展覧会・イベントを厳選。なお、各施設の最新情報や予約状況は、それぞれの公式ホームページで必ず確認してほしい。工場見学・職業体験東京都交通局「夏休みわくわくこどもキャンペーン」 東京都交通局は2025年8月、「こどもスマイルムーブメント」に参画する子育て情報サイト「東京すくすく」と連携し、「夏休みわくわくこどもキャンペーン」を開催する。8月6日に本物のシミュレータで都営地下鉄の運転に挑戦する「こども運転士」、8月8日に都営バスの整備工場が見学できる「都バス探検隊」がある。東京工科大学&日本工学院専門学校 業界体験「ミライ発見フェス」8/9 東京工科大学と日本工学院専門学校は2025年8月9日、中高生や保護者、教員を対象としたキャリアイベント「ミライ発見フェス」を蒲田キャンパスで開催する。各業界の第一線で活躍するプロを講師に迎え、将来の仕事について知り、体験する場を提供する。事前申込制、Webサイトにて先着順で受付。各府省庁が連携「こども霞が関見学デー」8/6-7 2025年8月6日と7日の2日間、霞が関の各府省庁が連携して幼児や小中学生向けに省庁見学や体験活動を行う「こども霞が関見学デー」が、文部科学省など30府省庁等にて開催される。各府省庁が工夫を凝らしたさまざまなプログラムを企画している。無料で楽しめる工場見学・首都圏8選…お菓子や飲料工場など 日ごろ目にしたり口にしたりしているモノが実際にできあがるまでの工程を見学できる工場見学は、子供から大人まで楽しめるものが多い。お菓子や飲料工場など、おもに首都圏にて無料で楽しめるスポットを紹介しよう。夏休みの自由研究&おでかけに「るるぶ工場・社会科見学首都圏」 JTBパブリッシングは「るるぶ 工場見学 社会科見学 首都圏」を2025年6月10日に発売している。首都圏で人気の工場見学や社会科見学、お仕事体験ができる126スポットを紹介され、普段は見ることのできない工場や楽しく社会の仕組みを知ることができる仕事体験など、特別な体験学習情報が満載である。親子で思い出作り、人気のお菓子工場「グリコピア・イースト」に行ってきた 2025年3月31日、埼玉県北本市のお菓子工場「グリコピア・イースト」で開催されたリセマム読者限定の親子工場見学会のようすをレポート。見て、触って、やってみよう筑波技術大学 体験あそび場「見る・聞く・さわるアドベンチャー」7/26-27 聞こえない・聞こえにくい人、見えない・見えにくい人のための国立大学である筑波技術大学は、2025年7月26日から27日に東京・日本橋で開催される「夏のわくわくキッズフェス2025 in 日本橋」に、小・中学生向けの体験あそび場「見る・聞く・さわるアドベンチャー」を出展する。東京・科学技術館 自由研究に役立つ「子ども化学実験ショー」8/2-3 化学の学会と産業界で組織する「夢・化学-21」委員会は、2025年8月2日と3日の2日間、東京・科学技術館にて、小学生を対象とした無料の化学実験体験イベント「夏休み子ども化学実験ショー2025」を開催する。東大工学部「親子で楽しむ!自由研究」8/10 東京大学工学部の公式学生団体「丁友会」は2025年8月10日、小学4年生から6年生とその保護者を対象に、「親子で楽しむ!夏休みの自由研究」を東京大学 本郷キャンパスにて開催する。定員は100組200名。参加費無料。申込締切は7月27日。未就学から中学生「SOZOWフェス」8/15-24 SOZOWは、東京ミッドタウン日比谷と共同主催で2025年8月15日から8月24日に、未就学から中学生の親子を対象にした体験型エデュテイメントイベント「SOZOWフェス Tokyo 2025 Summer with 東京ミッドタウン日比谷」を開催する。子供も大人も楽しめる「にぎやかサタデー」国立西洋美術館8/23 国立西洋美術館は、2025年8月23日に「にぎやかサタデー」を開催する。このプログラムは2023年に始まり、3回目を迎える。子供から高齢者まで、誰でも気軽に会話しながら作品を鑑賞できる特別な日であり、常設展は無料で観覧可能だ。