JR西日本、関電ら14社「Girls Meet STEM」中高生職場体験 | NewsCafe

JR西日本、関電ら14社「Girls Meet STEM」中高生職場体験

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大阪府と山田進太郎D&I財団が共催「Girls Meet STEM in OSAKA」
 山田進太郎D&I財団は2025年8月、大阪府と共催で中高生女子向けのSTEM(理系)領域の体験プログラム「Girls Meet STEM in OSAKA」を開催する。大阪府との共催は今回が初めて。現在、JR西日本、阪急阪神HD、関西電力の3社は公式Webサイトで参加者を募集中。

 この取組みは、自治体と民間財団がそれぞれの強みを生かし、協力して中高生女子にSTEM領域の体験機会を広く届けることを目的としている。大阪府は「おおさか男女共同参画プラン(2021–2025)」に基づき、府内の学校や公共施設などを通じた広報活動などを担い、山田進太郎D&I財団は企業への参画提案やツアーの運営支援、参加者管理を実施する。

 2025年度は、関西に拠点をもつ企業14社が参画し、STEM領域の職場見学や体験ワークショップ、女性社員との座談会などを実施する。参加企業は、オムロン、花王、関西電力、関西電力送配電、グンゼ、サカタインクス、水星、積水ハウス、ナリコマグループ、西日本旅客鉄道、日東電工、阪急阪神ホールディングス、マルホ、明治の14社。

 実施期間は第1弾が7月19日から8月17日、第2弾が8月18日から8月31日まで。対象は中学1年生から高校3年生の女子(性自認が女性である方を含む)で、参加費は無料(交通費等は自己負担)。募集期間は第1弾が5月21日から6月24日、第2弾が6月25日から7月25日まで。ツアーは対面またはオンラインで開催され、ツアーによっては保護者も参加可能。定員を上回る応募があった場合は抽選となり、日程は変更となる場合もある。

 現在、参加者を募集中の西日本旅客鉄道は8月5日に「JR西日本の鉄道の“ウラ側”を見に行こう!」というツアーを実施し、社員研修センターで鉄道を支える技術を見学する機会を提供する。また、関西電力は8月8日に「暮らしを支える「電気」の秘密基地へ!」というツアーを実施し、中央給電制御所の見学を通じて電気の流れをリアルタイムで管理する現場を体験する。阪急阪神ホールディングスは8月13日に「関西の暮らしを支える阪急阪神の仕事、その魅力を徹底解剖」というツアーで、阪急阪神の多彩な仕事と現場の裏側を見学する機会を提供する。

 「Girls Meet STEM」は、これまで全国でのべ2,000人強の中高生女子が参加し、アンケートでは「将来なりたい進学先や職業のイメージがわいた」(76%)、「将来こうなりたいと思える人を見つけた」(72%)との回答が得られるなど、進路やキャリア意識の醸成に貢献している。

◆「Girls Meet STEM in OSAKA」2025夏ツアー概要
実施期間:第1弾 7月19日(土)~8月17日(日)、第2弾 8月18日(月)~8月31日(日)
対象:中学1年生~高校3年生の女子(性自認が女性の人を含む)
参加費:無料(交通費等は自己負担)
募集期間:第1弾は5月21日(土)~6月24日(火)、第2弾は6月25日(水)~7月25日(金)
申込方法:Webサイトより申し込む
《風巻塔子》

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