東進ハイスクールと東進衛星予備校を運営するナガセは2025年2月より、日本全国の東進ネットワーク506校で「東進個別」を開始する。完全個別カリキュラムを提供し、高校生の成績向上を目指す新たな学習システムであり、今後さらに教室を増やし、全国展開を進める予定だ。 「東進個別」は、東進がこれまで培ってきた学力向上のノウハウを活用し、入学した生徒全員の大幅な学力向上を目指す革新的な学習プログラムを提供する。特に「夢・志指導」や「仲間との切磋琢磨」を通じて、生徒の成績向上を支援することを目的としている。 この新しい個別指導は、従来の個別指導の良さに加え、質の高い授業やゴールを見据えた学習計画の立案と実行を実現する。東進の実力講師陣による楽しくてわかりやすいIT授業と効率的な演習システムを組みあわせ、生徒の学力や志望状況に応じた個別最適なカリキュラムを設計する。 「東進個別」の特長として、実力講師陣による楽しくてわかりやすい授業があげられる。授業は15分程度のセクションで構成され、集中力を持続させる工夫がされている。また、仲間と共に学ぶことで、モチベーションを高めあい、全員で学力向上を目指す。 学習内容は通学する高校の教科書に対応し、細分化された学習項目とレベルに応じた授業や演習問題から、個別に適した内容を選定する。これにより、定期テストでの得点アップを目指すことができる。 さらに、スモールステップで細分化された授業や演習を通じて、理解が不十分な部分をしっかりと復習し、定着させることが可能だ。演習問題には解答・解説が付いており、考え方や解き方を理解しながら進めることができる。 また、「東進個別」は、仲間と共に目標に向かって努力することを重視しており、「自分も勝って、周りも勝たせる」という精神で、全員が成績向上を実現することを目指している。 2025年度の「東進個別」では、英語・数学・国語をはじめ、物理基礎や化学基礎などの科目を提供する。特に高2生には、志望理由書作成や小論文講座、英語4技能対策講座などが用意されている。 ナガセは、1976年の創立以来、日本最大の民間教育ネットワークを展開し、「独立自尊の社会・世界に貢献する人財」の育成に取り組んでいる。今後も、学力だけでなく心知体のバランスの取れた人財を育成するために、教育ネットワークの進化を続けるとしている。