JS流行語ランキング、1位は「それな」 | NewsCafe

JS流行語ランキング、1位は「それな」

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 2025年2月号の少女まんが誌「ちゃお」に掲載されたアンケート調査によると、女子小学生(JS)の間で流行している言葉として、相槌言葉「それな」が1位に輝いた。調査は小学館の「JS研究所」が実施し、同誌の読者1,000名を対象に行われた。調査結果は、JSたちのコミュニケーションにおいて、共感や驚きを端的に示す言葉が人気であることを示している。

 「JS研究所」は、2022年8月に発足し、小学館が発行する「ぷっちぐみ」と「ちゃお」の編集部員が女子小学生のリアルな声を探るプロジェクトである。今回の調査は、2025年12月28日から2026年1月25日までの期間に行われ、雑誌のハガキアンケート形式で実施された。調査対象は「ちゃお」の読者およびその家族で、有効回答数は1,000件だった。

 調査結果によると、流行語ランキングの上位には「それな」に続き、「やばい」「わかる」「マジ」といった言葉がランクインした。これらの言葉は、友達との会話で共感や驚きを表現する際に頻繁に使われていることがうかがえる。また、5位には「切り替えピース」がランクインした。この言葉は、YouTubeチャンネル「テセサクch」で紹介され、2024年パリ五輪スケートボード女子ストリートで金メダルを獲得した吉沢恋選手が使用したことで話題となった。

 さらに、11位には「かわいいだけじゃだめですか?」がランクイン。この言葉は、2024年8月にデビューしたアイドルグループ・CUTIE STREETのデビュー曲から生まれたもので、TikTokを中心に話題となった。SNSやYouTubeでバズった楽曲や動画コンテンツが、JSたちの間で流行語として広まっていることがわかる。

 流行していることについては、1位にYouTuber「カラフルピーチ」、2位に人気アニメ「ダンダダン」がランクインした。5位にはインフルエンサーの「しなこ」さんがランクインし、彼女が創り出すバズるスイーツや動画がJSたちの間で人気を集めている。

 「ちゃお」編集長は、「JSのみんなはおしゃべりが大好きで、YouTubeやTV、TikTokの影響が大きい」とコメントしている。JSたちの間で流行している言葉やことは、SNSやYouTubeといったデジタルメディアの影響を強く受けていることがうかがえる。

 小学館の「JS研究所」は、今後も女子小学生のリアルな声を探るための調査を続けていく予定である。これまでにも定期的に読者アンケートを実施し、誌面づくりやパートナー企業への情報提供に活用してきた。JSたちの流行を把握することで、より魅力的なコンテンツを提供していくことが期待される。

 なお、ランキングの結果は以下のとおり。詳細はちゃおプラスのWebサイトから確認できる。

◆高学年JS「ちゃお」読者の最新流行語
1位「それな」
2位「やばい・やば・やばっ」
3位「マジ・マジで」
4位「わかる」
5位「切り替えピース」
6位「草・〇〇で草」
7位「エグい」
8位「ガチ」
9位「ウケる」
10位「エモい」

◆高学年JS「ちゃお」読者の友達の中で流行っていること
1位「カラフルピーチ」
2位「ダンダダン」
3位「ちゃお」
4位「すとぷり」
5位「しなこ」
《吹野准》

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