東京都教育委員会は2025年2月10日、都立中高一貫校の一般枠募集入学手続状況を発表した。都内に10校ある中高一貫校では、合格者計1,572人に対し、入学手続者は計1,473人で、計99人が入学を辞退した。募集人員に満たない人数が繰上げ合格となる。 2025年度東京都立中等教育学校および東京都立中学校の一般枠募集は、2月3日に検査を実施。2月9日に合格発表が行われ、10日で入学手続が締め切られた。合格者1,572人のうち、入学手続者は計1,473人。計99人が繰上げ合格となることがわかった。 各学校の辞退者数は、小石川中等教育が25人、白鷗高等学校附属が6人、両国高等学校附属が7人、桜修館中等教育が17人、富士高等学校附属が7人、大泉高等学校附属が6人、南多摩中等教育が4人、立川国際中等教育が2人、武蔵高等学校附属が19人、三鷹中等教育が6人。今後、各中学校長は、募集人員を充足するまで、繰上げ合格候補者の入学の意思を順位に従って確認し、入学意思のある者を繰上げ合格者として2月末日をめどに決定する。 なお、検査日当日にインフルエンザ等学校感染症罹患などで受験できず、措置を申請した人を対象にした追検査を2月14日に実施する。追検査の合格者発表は2月18日、入学手続は2月19日正午まで。