小中学生向けの科学雑誌「子供の科学」を発行する誠文堂新光社とリバネスは、次世代教育プログラム「小中学生トコトンチャレンジ2025」を共催し、子供たちの「好き」や「やりたい」をサポートするための申請を募集している。申請の締切は2025年3月2日で、公式サイトから申請フォームを利用して応募できる。 同プログラムは、子供たちが自分の興味を追求し、探究心を育むことを目的としている。前年の「小中学生トコトンチャレンジ2024」では、17名の採択者が選ばれ、各種企業賞や審査員特別賞を受賞した子供たちが、やりたい研究や開発に取り組んだ。成果発表会は2024年12月14日に開催され、受賞者によるプレゼンテーションが行われた。 2025年に開催される「小中学生トコトンチャレンジ」では、子供たちが「好き」や「やってみたい」と思うことを自由に書いて応募することが求められる。応募は公式サイトからダウンロードできる下書きシートを利用し、アイデアをまとめて申請フォームに入力する形式となっている。 申請の締切は3月2日。審査員が書類を審査し、3月中に採択者を発表する。スペシャル審査員には、東京大学の横山広美教授やサイエンスアーティストの市岡元気氏が名を連ねている。 採択者には、研究資材費として最大3万円が提供されるほか、オンライン研究スクール「才能発掘研究所NEST LAB.」への無料受講権利が与えられる。また、雑誌「子供の科学」の2025年6月号から2026年1月号までが毎月届く。 プログラムの目的は、子供たちの探究心を育てることにある。自分の好きなことを見つけ、トコトン取り組む機会を提供することで、将来の科学を担う人材を育成することを目指している。採択者は、全国からオンラインで参加する教室「NEST LAB.」で学びながら、専門家のサポートを受けて研究・開発を進めることができる。 詳しい募集要項や申請方法については、「小中学生トコトンチャレンジ2025」公式サイトで確認できる。