【中学受験2025】中学過去問出庫数上位校・ねらい目校ランキング12月版 | NewsCafe

【中学受験2025】中学過去問出庫数上位校・ねらい目校ランキング12月版

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 いよいよ中学受験が迫ってきた。1月受験までは残り数週間、2月の受験までも残すところ40日程度となった。この冬休みは志望校の過去問に取り組みながら、気持ちを高める受験生も多いだろう。

 人気校・難関校の中学入試過去問題集を取り扱う出版社として、知名度も信頼度も高い声の教育社より発売中の過去問題集の出庫状況から、注目校・ねらい目校を探る。

中学過去問出庫状況の前年比較(直前まとめ)

 声の教育社から発売中の中学過去問出庫数の前年比較、2024年12月現在のトップ20は以下のとおり。

声の教育社 中学過去問出庫数TOP20
※(カッコ内)は2024年11月調査時の順位

1位 開智・開智所沢 145.6%(2位)
2位 城西大附城西 129.3%(1位)
3位 芝国際 126.0%(9位)
4位 神奈川学園 124.2%(6位)
5位 淑徳与野 119.8%(5位)
6位 佼成学園 118.4%(3位)
7位 淑徳巣鴨 118.3%(15位)
8位 栄東(B・II) 116.9%(58位)
9位 サレジアン国際世田谷 116.5%(18位)
10位 東京電機大 115.1%(16位)
11位 青山学院 114.9%(11位)
12位 日本学園 114.8%(14位)
13位 日本大学藤沢 114.6%(20位)
14位 実践女子学園 114.4%(8位)
15位 桜丘 114.1%(13位)
16位 法政第二 113.8%(12位)
17位 茨城 112.9%(24位)
18位 足立学園 112.8%(16位)
19位 東京学芸大竹早 112.6%(7位)
20位 芝浦工大柏 111.8%(25位)

 なお、今年度は前年比10%以上の学校が多いのが特徴。以下、ランキングは21位以降でありながら、前年比で10%以上の出庫率となっている学校だ。

【参考】21位以降で前年比10%以上の学校
21位 明治学院 111.3%(10位)
22位 立教池袋 111.3%(47位)
23位 駒込 110.9%(30位)
24位 多摩大目黒 110.8%(98位)
25位 青山学院横浜英和 110.8%(31位)
26位 桐光学園 110.2%(28位)
27位 神奈川大附 110.0%(38位)

 YouTube「声教チャンネル」に自ら出演し、各種学校説明会等の講演や相談員としても引っ張りだこの声の教育社 三谷氏と後藤氏によると「11月にはランクインしていなかったものの、12月になってトップ20入りしている学校が多い。1月の前受け校の埼玉・千葉の学校が増えているほか、今年は神奈川(の学校)が元気。おそらく併願校として選ばれる学校がこの時期伸びている」と分析している。出庫数ランキングトップ20から見えてくる、2025年度中学入試の注目校についての詳しい解説はYouTube動画で視聴できる。出庫率の状況からねらい目校と考えられる14校も動画内で紹介している。

 10代の貴重な6年間を過ごす学校選び。ぜひ過去問の売れ行きや、気になる学校の出題傾向も参考にしていただきたい。

 出庫率比較 女子校編はこちら
 出庫率比較 男子校編はこちら
 出庫率比較 共学校編・前編はこちら
 出庫率比較 共学校編・後編はこちら


◆声の教育社 三谷氏 プロフィール
 学生時代から塾講師を始め、教室長・受験対策部長として約20年の指導を経験したのち、2000年に声の教育社へ入社。以来、学校担当として年間のべ100校以上の中高を訪問し続けている。中学受験業界の著名人が講師を務めることで知られる「首都圏模試センター保護者会」をはじめ、「東京私学経営者協議会」「神奈川私立中学広報会議」「安田教育研究所主催セミナー」等、多くの講演活動も行っており、「よみうり進学メディア」「塾ジャーナル」他での執筆も多数。私学や塾のオモテだけでなくウラ情報にも精通しているが、家にテレビが無いためやや世情には疎い。

◆声の教育社 後藤氏 プロフィール
 塾講師を10年経験したのち、声の教育社へ編集者として入社。現在は渉外業務を中心に、講演会や動画授業の講師も務める。編集部時代は毎年250校、500回以上の入試問題をひたすら解き、解説を編集するという日々を10年以上過ごす。保護者として息子の中学受験も経験。三度の飯より過去問が好き。
《編集部》

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