四谷大塚は、2025年1月10日から始まる埼玉県内の私立中学入試における出願状況の続報を公表した。2024年12月17日時点の出願倍率は栄東(A日程東大)53.9倍、開智(算数特待)175.1倍など。 四谷大塚では、Webサイト内の入試情報センターにおいて、随時「2025年中学入試の状況」を更新。難関・有名中学校の入試状況をタイムリーに発信している。2025年1月10日にスタートする埼玉県内の私立中学入試については、12月9日時点の公表に続き、今回12月17日時点の続報として「2025年首都圏中学入試の状況 埼玉」を公表。淑徳与野、浦和明の星、栄東、開智、開智所沢、大宮開成、星野学園、浦和実業学園、埼玉栄、春日部共栄、城北埼玉、獨協埼玉の12校の試験回数名、試験日、定員、出願者数、出願者数の前年比などを掲載している。 12月9日時点から出願者数は増加しており、栄東はA日程東大が男女計80人の定員に対し、出願者数4,311人(男2,959人、女1,352人)、出願倍率は53.9倍。A日程難関大が男女計60人の定員に対し、出願者数2,893人(男1,802人、女1,091人)、出願倍率は48.2倍。B日程は男女計40人の定員に対し、出願者数1,718人(男1,099人、女619人)、出願倍率は43.0倍など。出願者数の前年比をみると、A日程難関大が男子114%、女子130%と出願者数を伸ばしている。 開智は第1回が男女計110人の定員に対し、出願者数3,316人(男1,805人、女1,511人)、出願倍率は30.1倍。創発特待Aが男女計30人の定員に対し、出願者数1,907人(男1,120人、女787人)、出願倍率は63.6倍。算数特待は男女計10人の定員に対し、出願者数1,751人(男1,081人、女670人)、出願倍率は175.1倍など。開智はすべての試験回で出願者数が前年度を上回っており、創発特待Aは対前年比で男子212%、女子195%、算数特待は男子207%、女子210%となっている。なお、開智の出願者数には帰国生を含む。 このほか、淑徳与野(医進特別)は女子計25人の定員に対し521人が出願、出願倍率は20.8倍。浦和明の星は女子計120人の定員に対し1,404人が出願、出願倍率は9.1倍。開智所沢(特待A)は男女計30人の定員に対し2,083人(男1,201人、女882人)が出願、出願倍率は69.4倍など。 埼玉県の私立中学校の一般入試は、東京都や神奈川県よりも早く、1月10日を皮切りに本番を迎える。各校とも出願締切まで日にちがあるため、今後も出願者数は増える見通し。 四谷大塚では、Webサイト内の入試情報センターにおいて、随時出願状況などをタイムリーに更新・公表している。特設ページ「2025年度入試 中学入試解答速報」では、栄東と浦和明の星の入試問題と解答を速報で掲載する予定。