紙製品・化成品メーカーのマルアイは、20代以上の男女を対象に「2025年お年玉に関する実態調査」と「今年の年末年始の動向調査」を実施した。調査の結果、2025年のお正月にお年玉をあげる予定の人は約半数で、現金をぽち袋に入れて手渡す方法が主流であることがわかった。また、今年の年末年始は7割弱の人が自宅で過ごす予定であることが明らかになった。 同調査は、20代以上の男女2,404名を対象に事前調査を実施し、「来年2025年のお正月にお年玉をあげる」と回答したうちの590名に「2025年お年玉に関する実態調査」を実施した。 来年2025年のお正月にお年玉をあげる予定の人は44.5%で、あげる相手は親戚の子供や自分の子供が多かった。あげる金額は1,000円台から4,000円台が主流で、親に対しては1万円以上をあげる人がもっとも多かった。あげる金額の総額は、今年2024年と比較すると「変わらない」が61.4%と最多であった。お年玉をあげる方法としては、現金をぽち袋に入れて手渡す方法が60.0%と最多で、ついで現金をぽち袋に入れて送る方法が29.0%であった。お年玉をあげる方法は、現金をぽち袋に入れて手渡しする人や送る人が多く、キャッシュレス決済や電子マネーが普及する中でもお年玉のやりとりは現金の利用が根強い傾向がうかがえた。 お年玉をあげる予定の人数は平均2.5人で、あげる相手は「親戚の子供」「自分の子供」「孫」など子供にあげる割合が高いことがわかった。 また、年末年始の過ごし方についての調査では、20~60代以上の男女601名を対象に行われた。調査結果によると、今年の年末年始は68.4%の人が自宅でゆっくり過ごす予定で、親族で集まる予定の人は22.0%であった。昨年と比較して、親族や友人知人と会う予定がある人は減少傾向にあることがわかった。