ウェザーニューズは、2024年12月14日ごろに極大を迎える三大流星群の1つ「ふたご座流星群」の観測を楽しむため、見頃となる12月13日夜から14日明け方の全国の天気傾向を発表した。13日夜は西高東低の冬型の気圧配置となり、太平洋側を中心に流星観測が期待できる。ただし、複数のシアーラインが予想されるため、「バッチリ見える」エリアは北日本太平洋側や九州太平洋側など一部の地域に限られる見込みだという。 ふたご座流星群は、1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」と並ぶ三大流星群の1つで、毎年12月に観測のピークを迎える。ウェザーニューズは、流星群の観測をサポートするため、全国の天気傾向を発表し、観測に適した地域を示している。今回の予報では、太平洋側を中心に観測が期待できるが、日本海側では寒気の影響で雲が発生しやすく、雨や雪が降る可能性があるため、観測は難しいとされている。 ウェザーニューズは、流星観測が難しい地域の人々や、暖かい室内で流星を楽しみたい人々のために、24時間生放送の気象情報番組『ウェザーニュースLiVE』で特別番組を配信する。12月13日午後9時から、ふたご座流星群のようすを生中継し、各地の流星を高感度カメラで捉え、詳しい解説を交えながら流星を届ける予定だ。番組はYouTube LIVEやTikTok LIVEなどの動画サイトで視聴可能。なお、気象状況によっては番組の放送時間が変更になる場合や、放送自体が中止になる場合があるため、視聴者は最新情報を確認することが推奨される。 ふたご座流星群の観測は、天候に大きく左右されるため、観測を予定している人々は、ウェザーニューズのWebサイトやアプリ「ウェザーニュース」の『星空 Ch.』で最新の天気情報を確認してほしい。