サカナクション山口一郎、活動再開後初ツアーに本音「非常に心配な部分もありました」劇場公開への不安も明かす【SAKANAQUARIUM 2024“turn”】 | NewsCafe

サカナクション山口一郎、活動再開後初ツアーに本音「非常に心配な部分もありました」劇場公開への不安も明かす【SAKANAQUARIUM 2024“turn”】

芸能 モデルプレス/ent/movie
「SAKANAQUARIUM 2024“turn”」公開初日舞台挨拶に登壇した山口一郎(C)モデルプレス
【モデルプレス=2024/11/29】ロックバンド・サカナクション(山口一郎、岩寺基晴、草刈愛美、岡崎英美、江島啓一)が29日、都内で行われた映画『SAKANAQUARIUM 2024“turn”』公開初日舞台挨拶に出席。本作に収録されるツアーへの思いを語った。

【写真】サカナクション山口一郎、うつ病から再起に向けて 復活舞台裏に密着

◆サカナクション、活動再開後初ツアーへの不安な思い吐露

山口の体調不良によりライブ活動を休止していたサカナクションが約2年ぶりに開催し“完全復活”を印象付けたライブ『SAKANAQUARIUM 2024“turn”』のツアーファイナル、ぴあアリーナMM公演を映画化した本作。舞台挨拶の模様は76館でライブビューイングが行われた。

山口は「僕が病気で2年間、ライブ活動ないし音楽活動、サカナクション自体が中止していまして、それ以来のツアーということで、非常に心配な部分もありましたし、それを乗り越えるためにたくさんの方に助けてもらいながら行うツアーでした」と説明。続けて「バンドとして、ある種1つの、ツアータイトルにもなっておりました“turn”という、そういう機会になったツアーなので、気持ち的にも今までと違うものでしたし、こうやって劇場公開するのも初めてなんですが、こういう機会をいただけたのは嬉しいことです」と同ツアーと本作への思いを語った。

◆サカナクション、山口一郎の心配もメンバー「大丈夫」

そして、映画館で初めての鑑賞を楽しむため、これまで本作を観ていないという山口。音響に他のメンバーは携わったというが、自身については「僕は一切関わっていません。皆さんと同じように自分でチケットを買って家から観に来ようと思ってるんで」と打ち明けた。

本作の音響へのこだわりに関して、他のメンバーからドラムやギターの音が挙げられると山口は「ちょっと待って、ボーカルは?」と質問。「また始まったお前ら。俺がいないから歌に関してはなんか」とまたもや自虐すると、スクリーンの中央部に配置されたセンタースピーカーについて、江島が「これはいっくん専用!」とアピールした。ボーカル音がないがしろにされているのではないかと不安に思う山口は「心配よ。病気悪化するよ?」とぽつり。江島は「大丈夫。良くなっていくと思う。聴いたら」と安心させていた。

終盤には山口が「これからどんどん新しい音楽コンテンツが生まれてくると思います。サカナクションはオンライン限定でライブとかもやったりしているんですが、そういったものも、映画館というものを使って、チームサカナクションとしての新しい音楽コンテンツを開発していく、一つのきっかけになると思います」とコメント。「皆さん、どうかチームサカナクションと長いお付き合いをしていただけたらと思います。これからもチームサカナクション一丸となりまして、音楽の発明、コンテンツの発見、色々と挑戦していきたいと思いますので、ぜひお付き合いいただけたらと思います!」と今後の活躍を誓った。

◆サカナクション・山口一郎、2022年7月に休養

山口は、2022年7月より体調不良のため、一定期間休養。休養に伴い、同年に予定されていた全国ホールツアーを含めた複数公演が中止や延期に。その後、徐々に活動を再開し2023年10月にはソロツアーも開催。ツアー最終日にうつ病であることを公表していた。(modelpress編集部)

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《モデルプレス》

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