仲万美、初の男装姿は「引き締まる思い」ミュージカルでの挑戦&ダンスへのこだわりとは【Neo Doll】 | NewsCafe

仲万美、初の男装姿は「引き締まる思い」ミュージカルでの挑戦&ダンスへのこだわりとは【Neo Doll】

芸能 モデルプレス/ent/wide/show3
仲万美(提供写真)
【モデルプレス=2024/11/27】11月29日からシアターHにて上演されるミュージカル「Neo Doll」に出演する仲万美(なか・ばんび/32)にモデルプレスがインタビュー。初の男装姿で演じる上での工夫やダンスのこだわり、さらに夢を叶える秘訣も語ってもらった。

【写真】「忍びの家」“眉なし”個性的ルックスで話題・仲万美の男装姿

◆仲万美「忍びの家」で話題に

仲は、5歳からダンスをはじめ、20年以上のキャリアを誇る。出演したNetflixオリジナルドラマ「忍びの家House of Ninjas」(配信中)では、身体能力を活かしたアクションと“眉なし”のビジュアルが話題に。そのほか、読売テレビ・日本テレビ系ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(2024年)、舞台「Beautiful Twelve ~ 美しき12人~ 」(2023年)、「淡海乃海-現世を生き抜くことが業なれば-」(2022年)に出演するなど、人気作品に多数出演している。今回、仲が出演する「Neo Doll」は、労働力として生み出された人工知能AIの開発が進み生み出されたDollたちが、平和のために歌うオリジナルミュージカル&ライブショー。仲は、ボーイッシュでキザな男装の「Neo Doll」リンドウを演じる。

◆仲万美、ミュージカル「Neo Doll」は“自分への挑戦”

ー ミュージカル「Neo Doll」に出演が決まったときの心境を教えてください。初の男装とのことですが、ビジュアル面や仕草などで意識していることはありますか?

仲:今までミュージカルは出演してきましたが、こんなにも多い曲数を歌い上げる舞台は初めてだったので、自分への挑戦だと思い、素直に嬉しかったです!そして、初の男装というのはすごく身が引き締まる思いでした!!“女性であるという強み”を掲げて今までステージに立ってきたので、それを男性に変換するというのは、身を粉にして挑まないと!と感じました。女性目線で、どういう男性がカッコいいと思われるのか…どういう仕草がキュンとくるのか、そういった妄想をするように常に意識しています。

ー 共演者の方々とは稽古中にどのようなコミュニケーションを取っていますか?本番へ向けてすり合わせていることなどもあれば教えてください。

仲:とりあえず、他愛のない話から何でも話すようにしています!!このお話のDoll達は、もう何年も一緒にいた仲で、気が知れていて、息も合っていて、何よりも超仲良し。でもその何年も一緒にいた空気感を稽古期間で埋めるにはなかなか難しい。だから、芝居やダンスの話ももちろんするけど、関係のない話もたくさんして、笑って、ふざけて、そういった時間を大切にコミュニケーションをとっています!今では、誰がいじられキャラなのか確定しているほど、和気あいあいとしています!それが誰なのか予想してみてほしいですね(笑)。

◆仲万美、ミュージカルでのダンスシーンのこだわりは?

ー ミュージカルということで、劇中の歌唱・ダンスシーンにも注目が集まっています。幼少期からダンス経験もある仲さんですが、それぞれ意識していること、大切にしていることはありますか?

仲:個人プレイをしないことですね。幼少期からダンスをやっていて、世界でもダンスをしてきて、様々なダンスをしてきました。だけど、1人で目立とうとせず、みんなで合わせて、みんなで高め合って、みんなで最高のダンスをお届けしたい!そう意識しております。だから、1人で練習したり、1人で悩んだりせず、不安はみんなで解決しよう!それを大切にしています。

◆仲万美、夢を叶える秘訣は「諦めないこと」

ー 今後の女優としての夢や目標を教えてください。

仲:ありません!!!お芝居が好き!お芝居のことをもっと知りたい!そう思ってやっているので、夢や目標はなく、ただ好き、楽しいという原動力だけで今を生きています。なので、“今を精一杯楽しむ(生きる)”のがその時その時の目標です!

ー モデルプレスの読者の中には今、さまざまな不安を抱えている読者がいます。そういった読者に向けて、仲さんのこれまでの人生の中で「悲しみを乗り越えたエピソード」を教えて下さい。

仲:不安や悩み、悲しみというのは生きている以上、死ぬまで一生付いてくるものだと思います。だから乗り越えるのではなく、違うもので上書きするのが1番楽なんじゃないかと思います。乗り越えるには大きすぎる壁や、一生続く壁、乗り越えるには一苦労するもの様々ある中、それを眺めている時間がもったいない。ならば、“楽しいもの”で壁に上書きしたり、他の道を探すのも1つの手だと思うのです。それは決して逃げではなく、自分を守る行動だから、自分を褒め、誇って良いと思います。自分を守れるのは自分しかいないから。不安や悲しみを抱えた人間は、とても優しく強くなるので、その気持ちを大切に自分を守ってあげてください。

ー モデルプレスには10代20代の夢を追っている読者が多く、その夢の後押しをするといったコンセプトがあります。現在、俳優として数多くの作品で活躍をされている仲さんが思う「夢を叶える秘訣」を教えてください。

仲:「夢」という言葉は、将来の目標としての夢と、寝ている時に見る夢、全く違う概念の2つがあります。きっと言葉として先に生まれたのは寝ている時の夢だと思うのですが…。寝ている時の夢は、現実とは違うことを思い描いたもの。でも、将来の目標の夢は、確実に自分の中に宿っているものだと思います!自分を信じて、願望といった“未来”や“希望”を持ち続けてください!「努力は必ず報われる」という言葉がありますが、それはあまりにも酷だと思います。だって、努力してるもん!それなのに何で叶わないの?!って方は少なくないかと…。でも、努力したことに1つも無駄はないし、成長にも繋がる!それに叶う瞬間は人それぞれ違うし、目標として掲げていたものとは違う結果がくることもあります。なので、まずは、諦めないこと!常に抗うこと!歩みを止めないこと!そして楽しむこと!それが叶える秘訣かと僕は思います。

(modelpress編集部)

◆仲万美(なか・ばんび)プロフィール

仲は、1992年6月15日生まれ。マドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに同行し、1年半もの間アーティスト活動を共にする。ほか、加藤ミリヤ・Boa・椎名林檎などのアーティストのMVやライブの出演、また「VOGUE」「Alexander Wang」「NYLON」「KANEBO」などのファッション雑誌や広告モデルにも抜擢。さらに「チワワちゃん」(2019年)、「偽りのないhappy end」(2020年)、「DREAMS ON FIRE」(2021年)、舞台「RockOpera R&J」、「RADICAL PARTY」では主演を務めるなど、現在女優としても活躍の幅を広げている。

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《モデルプレス》

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