相模原市立博物館で「第6回 宇宙フェスタさがみはら」が2024年12月1日に開催される。JAXAの協力のもと、官民協働で実施されるこのイベントは、相模原市が「宇宙を身近に感じられるまち」としての魅力を広く伝えることを目的としている。今回のメインテーマは「プラネタリウム」で、29年間にわたり宇宙の神秘を投影してきた光学式プラネタリウム投影機「ヘリオス」の最終投影会が行われる。 相模原市は、JAXAの相模原キャンパスが市内に位置することから、宇宙開発の拠点として知られている。市内のJR淵野辺駅では「銀河鉄道999」の発車メロディが流れ、周辺の通りや商店会には宇宙に関連した名称が付けられている。市立博物館にはプラネタリウムや宇宙関連の常設展示があり、JAXAと連携したイベントが随時行われている。 今回の宇宙フェスタでは、プラネタリウムの最終投影に加え、JAXA宇宙科学研究所の吉川真氏と天文家の大川拓也氏による講演会が予定されている。講演会では、現プラネタリウムの足跡を振り返りつつ、リニューアル後に稼働予定の最新8K投影機への期待が語られる。また、宇宙飛行士訓練服レプリカの記念撮影コーナーや、星のストラップ作り、宇宙VR体験など、子供から大人まで楽しめる多彩なプログラムが用意されている。 イベントは午前9時30分から午後5時まで開催され、参加費は無料だが、プラネタリウム観覧は有料となる。事前申込制の講演会は、定員200名で、申込順となっている。宇宙に興味を持つ人々にとって、相模原市でのこのイベントは、宇宙を身近に感じる貴重な機会となるだろう。◆第6回 宇宙フェスタさがみはら日時:2024年12月1日(日)9:30~17:00会場:相模原市立博物館(相模原市中央区高根3-1-15)参加費:無料(プラネタリウム観覧は有料)【講演会】新しいプラネタリウムへの期待-天体観測からプラネタリーディフェンスまでー時間:13:30~15:30会場:地階大会議室募集人数:200名(事前申込制・申込順)締切:11月29日(金)17:00まで申込方法:2次元コードより申し込む【プラネタリウム】現行投影機器「ヘリオス」最終投影&記念撮影会時間:16:00~17:00会場:プラネタリウム定員:210名(当日先着順)料金:大人500円、子ども200円(いずれも税込)※市内在住か在学の小中学生は無料 ほか減免規定あり