東京都の中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)が2024年11月24日、都立学校191会場と民間施設39会場にて行われた。当日午後7時現在の状況によると、申込者7万5,000人のうち受験者は7万人、一部会場では機器不具合による終了時刻遅延が発生したという。解答例の公開は11月25日午後5時ごろ。 中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)は、英語の「話す力」を伸ばしていくために、中学校の授業で学んだ英語で「どのくらい話せるようになったか」を測るためのスピーキングテスト。東京都内の公立中学生を対象に2022年度より実施。中学校3年生対象「ESAT-J YEAR 3」の結果は、都立高校入試の評価資料として用いられる。 東京都教育委員会の11月24日午後7時の速報によると、申込者約7万5,000人のうち、受験者は約7万人。前年度と比べると、申込者数は約1,000人少ないものの、受験者数は同程度だった。 会場は前年度より3会場増やし、都立学校191会場と民間施設39会場で実施。前半試験を午後1時より、後半試験を午後2時25分より開始し、午後3時30分以降に試験会場を退出した。一部の会場では機器不具合による試験終了時刻の遅延が発生したという。 試験問題と解答例は11月25日午後5時ごろ、東京都教育委員会のWebサイトで公開予定。感染症罹患などの理由で試験を受けられなかった生徒等対象の追試験は12月15日に実施される。