キャスト&制作陣登壇!ディズニープラス韓国ドラマ「照明店の客人たち」「ノックオフ」「ナインパズル」カンファレンス | NewsCafe

キャスト&制作陣登壇!ディズニープラス韓国ドラマ「照明店の客人たち」「ノックオフ」「ナインパズル」カンファレンス

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「照明店の客人たち」ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024
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ディズニーが最新のコンテンツをプレゼンする「ディズニー・コンテンツ・ショーケース APAC 2024」が2024年11月20日・21日の2日間、シンガポールのマリーナベイ・サンズにて開催。

本イベントではディズニープラスオリジナルの韓国ドラマの情報が多数公開となり、うち6作品ではキャストと制作陣が登壇するプレスカンファレンスが開かれた。

その中でも編集部が気になった「照明店の客人たち」「ノックオフ」「ナインパズル」3作品のトークをレポートしていく。

ホラー要素がありつつも、「人と人との関係」を軸に描く「照明店の客人たち」
「照明店の客人たち」は「ムービング」の制作陣が再集結する最新作。チュ・ジフン(「キングダム」「支配種」)やパク・ボヨン(「今日もあなたに太陽を~精神科ナースのダイアリー~」)が出演し、路地裏の照明店を訪れる”生と死の境目”をさまよう人々のルーツを辿るヒューマンミステリー。

作品自体の雰囲気はホラーの要素も感じられるものになっているが、原作・脚本を手掛けたカンプルは「人と人との関係」を軸に描かれる作品だと紹介し、それは「ムービング」にも通じる部分があると語る。「韓国ではホラーやスリラーのジャンルがドラマシリーズ化されることは珍しいです。視聴者にどう受け入れられるか不安な部分もありますが、面白い作品なので自信はあります」と、作品のクオリティに自信があると話した。

本作の監督を務めるのは、「ムービング」で高校教師チェ・イルファン役を演じたキム・ヒウォンだ。本作が監督初挑戦となる。初めてカメラの後ろに回ったヒウォンは、「『謙遜』という言葉を学ぶことができました」と撮影を振り返る。「俳優業をやるときは自分に酔っていたかもしれません」と言い、会場の笑いを誘いながらも、自身の後輩にあたるチュ・ジフンやパク・ボヨンの演技をみて、「俳優たちは本当に私より演技が上手いんだなということをたくさん感じました」とふたりの演技を称賛するコメントを残した。

本作で路地裏の照明店の店主役を務めるチュ・ジフンは「色々な作品を経験してきた中で、僕は個人的にはプリプロダクションが全てだと思っている人間なんですが、あまりにもプリプロダクションがしっかりしていたんです」と撮影までの準備段階を振り返り、「きちんと用意されている物語の中で、すごく自由に、気楽に演じることができた現場でした」居心地の良い現場であったことを振り返った。

パク・ボヨンは本作で自身3度目の看護師役を務めることとなる。「(3度目の看護師の役を演じることは)プレッシャーがなかったわけではありません。これまでの作品とはジャンルもあまりに異なり、看護師の専門領域もあまりに違うものだったので、職業が同じなだけで、キャラクターの色が違いすぎるので、見ていただいても大丈夫だろうと思い、その信念で最後まで演じました」と、また一段と新しいキャラクターへのチャレンジになったことを明かした。

「照明店の客人たち」はディズニープラスで12月4日(水)配信。
キム・スヒョンが違法ビジネスで成り上がる役に!「ノックオフ」
「涙の女王」で話題を集めたトップスター、キム・スヒョン出演の最新作は2000年代初頭を描く「ノックオフ」だ。本作は1997年に起きたアジア通貨危機により失業者となった主人公ソンジュンがブランドコピー商品の販売取引に引き込まれていく物語。

主人公のソンジュンは大企業に勤める平凡な会社員からビジネスマンになっていくキャラクターだが、スヒョンはキャラクターを取り巻く環境が大きく変わっていく過程に魅力を感じ、この役を演じてみたいと感じたのだそう。

「涙の女王」の甘くて温かい役とは一変、今回は物事を冷静に判断し生きるために現実的な役柄だ。キム・スヒョンはロマンス作品も多く出演しているため、本作のロマンス要素がどれくらいか聞かれると、監督に「どれくらいでしょうか…?」と確認しながらも「15%くらい」であることを教えてくれた。

また、本作での挑戦を聞かれたスヒョンは「モノを売る仕事なので、お客さんを目に留めておく練習をしました。そのシーンは1話にも出てくると思います」と話し、“目に留めておく”とはどういう意味かと聞かれ、「獲物を逃さないという意味です!」とスヒョンならではのワードセンスで会場を沸かせた。

違法取引をするソンジュンの動向を追いかける役を演じるチョ・ボアは、90年代~00年代の本作の時代背景に強く興味を持ったそうで「本作の時代背景が韓国の年代を表現をしていて、(その時代ならではの)趣が表現できると思いました」と語り、そのような時代背景での撮影を楽しむことができたのだそう。

ボア本人と演じたキャラクターのシンクロ率は「3割くらい」だそうで、今回の役ではカリスマ性を表現する必要があったので、そこを強く意識したという。

パク・ヒョンソク監督は「シャイなので撮影初日は緊張しました。今も引き続き撮影中なのですが、最近は楽しいと感じています。ふたりを含めて多くの役者をカメラを通してみるのが楽しみです」と撮影が順調に進んでいることを教えてくれた。

「ノックオフ」は2025年ディズニープラス「スター」で独占配信予定。
撮影中はお菓子禁止に!? キム・ダミ×ソン・ソック「ナインパズル」
キム・ダミ(「梨泰院クラス」)とソン・ソック(「カジノ」シリーズ)らが出演する「ナインパズル」は10年前に起きた未解決事件の唯一の目撃者でありプロファイラーのユン・イナと、彼女を容疑者だと疑っている刑事キム・ハンセムが連続殺人事件の秘密を暴いていく本格サスペンス。監督は「ナルコの神」で世界的に評価されたユン・ジョンビンが務める。

ユン・ジョンビン監督はNetflixで「ナルコの神」公開直後、もう配信作品はやらないと宣言し、韓国で話題を集めていたそうだ。韓国の記者からなぜまた参加することにしたのか? という質問があり、ジョンビン監督は「『ナルコの神』を撮影したときは、肉体的・精神的に大変だったので、配信サービスとはもう作業したくないと思った」と話し始め、本作を引き受けた理由について、「シナリオを読んで、展開が読めず、殺人犯が誰なのか分からなかったり、自分の推測が外れたりするのが興味深いと思い、描きたいという感情を持ちました」と、ユニークなシナリオに惹かれたことを明かした。

キム・ダミはユン・イナを演じるにあたり、プロファイラーという職業について色々調べたという。作品のテイストについて「現実で起こりうる話ともいえるし、マンガ的なフィクション要素もある」と話し、「事件に向き合うときやプロファイリングの仕事に対してはリアリティを追求し、キャラクターを表現する上ではマンガ的な言い回しをして、両面を表現しようと思いました」と役作りでの工夫を明かした。

刑事キム・ハンセムを演じるソン・ソックはキャラクターについて「ファッションセンスのある刑事」と表現し、服装にこだわりがあることを明かした。また、撮影時に印象に残っているエピソードを聞かれると、「もう(年齢が)40なので食べるとすぐ太ってしまいます。(撮影期間の)6か月から7か月間、体重をキープしないといけないのですが、演出チームがいつもおやつを置いてくれていて目に見えるものは全部食べたい!という感じだったのですが、いつからかお菓子がなくなってクルミに変わっていました(笑)」と、会場を笑わせた。

ジョンビン監督は「ふたりの役者がちょっと太っていくのが見えたので、お菓子を置くなと指示をしました」と話しながらも「ふたりは性格もいいし真面目、すべてがよかったです。はみ出たところが全くないふたりで、性格にとがったところのない、楽しい現場でした」と話した。

「ナインパズル」は2025年ディズニープラス「スター」で独占配信予定。
《marinda》

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