リクルート進学総研の「進学ブランド力調査2024」の結果、東北エリアの高校生が選ぶ知名度が高い大学1位は「東北大学」、2位は「慶應義塾大学」、3位は「東京大学」であった。東北大学は知名度99.2％。2位以下を大きく引き離し、トップの座についた。 リクルート進学総研は、高校生の大学選びの動向を明らかにするため、2008年から「進学ブランド力調査」を実施。2024年度より調査手法を一部変更し、全国を7エリアに分けて、2025年3月卒業予定の高校3年生に対象に、インターネット調査を実施した。調査期間は、2024年4月2日～30日（関東甲信越と東北は4月1日から）。有効回答数は1万4,758人。 東北エリアの高校生が選ぶ「知名度が高い大学」は、1位「東北大学」（知名度99.2％）、2位「慶應義塾大学」（同95.7％）、3位「東京大学」（同95.6％）、4位「青山学院大学」（同95.1％）、5位「東北学院大学」（同94.2％）、6位「早稲田大学」（同94.0％）、7位「日本大学」（同92.0％）、8位「山形大学」（同90.1％）、9位「京都大学」（同89.9％）、10位「明治大学」（同88.2％）。東北大学が慶應義塾大学に3.5ポイントの差をつけ、堂々の1位に輝いた。 トップ10には、国立4大学と私立6大学がランクイン。うち東北エリアの大学は3校にとどまった。続いて、トップ20をみると、14位に「秋田大学」、16位に「福島大学」、20位に「宮城大学」と3校が入り、東北エリアの大学は20校中6校となった。最多は関東圏の大学で、20校中11校を占めた。 東北エリアの大学で、私立は宮城県仙台市を拠点をおく「東北学院大学」1校のみ。同大は、2024年で創立138年を迎えた東北最大規模の総合大学。9つの学部と、6つの大学院研究科を有し、学生総数は1万1,000名。将来発揮すべき実力を身に付けるための新しい学びとして、データサイエンス、アクティブラーニング、eポートフォリオ「TG-folio」活用の3つの仕組みを取り入れている。◆進学ブランド力調査2024東北「知名度が高い大学」1位「東北大学」99.2％2位「慶應義塾大学」95.7％3位「東京大学」95.6％4位「青山学院大学」95.1％5位「東北学院大学」94.2％6位「早稲田大学」94.0％7位「日本大学」92.0％8位「山形大学」90.1％9位「京都大学」89.9％10位「明治大学」88.2％
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