【モデルプレス=2023/05/26】女優の吉岡里帆、タレントの笑福亭鶴瓶、Hey! Say! JUMPの中島裕翔が出演し、2022年3月からNHK BSPのプレミアムドラマ枠で放送され、放送文化基金賞など国内各賞を受賞したドラマ「しずかちゃんとパパ」が、再編集版でドラマ10枠に帰ってくることがわかった。7月25日に総合・BS4Kにて放送スタートする(毎週火曜よる10時~、内容45分、全8回)。【写真】吉岡里帆、ランジェリー姿でランウェイシーン「きみが心に棲みついた」体当たり演技に反響◆ドラマ「しずかちゃんとパパ」舞台は父1人娘1人の父子家庭。父は生まれながらに耳が聞こえないろう者。父の耳代わり口代わりを務めてきた娘が、ひょんなことから出会った男と恋に落ち、結婚するまでの親離れ子離れのてんまつを明るく温かく描くホームコメディー。ほか稲葉友、藤井美菜、萩尾みどり、戸田恵子、木村多江らが出演。脚本は「これは経費で落ちません!」などの蛭田直美が担当した作品。◆吉岡里帆・笑福亭鶴瓶・中島裕翔がコメント野々村静役の吉岡は「遂に遂に!『しずかちゃんとパパ』の地上波放送が決定しました」と喜びを語り、「撮影期間は大好きな鶴瓶さんと手話に取り組み、笑ったり泣いたり感情忙しい毎日を過ごしていました。私にとってはこの作品と出会うためにいろんな壁と戦ってきたんだと実感するような思い入れの強い渾身の作品です」と大切な作品となったことを回顧。静とひかれあう道永圭一役を演じた中島も「この作品並びに私の圭一くんが地上波でもより多くの人に見ていただけるのがとても嬉しいです」と地上波放送に喜び、「この役は今まで演じてきた中でもとても大好きな役でした。ちょっと人とズレている圭一くんを見守ってくれたら嬉しいです」と呼びかけた。そして吉岡演じる静の父・野々村純介役の鶴瓶は「世の中にあふれかえる言葉がどんどん軽くなり、相手の心を察する力がすっかり弱くなっている今日この頃。言葉が通じなくても伝わる気持ちや愛情、その力を感じて下さい」とコメントした。(modelpress編集部)◆あらすじ野々村静(吉岡里帆)は地方の商店街で写真館を営む父の純介(笑福亭鶴瓶)と二人暮らし。純介には生まれつき聴覚障害があり、同じくろう者だった母は静が幼い頃に他界している。耳の聞こえる静は、幼い頃から純介の耳代わり口代わりを務めてきた。そのため、静には相手をジッと見つめたり、身ぶり手ぶりで話すクセがある。父との会話には視覚情報が重要だからだ。だが、そのクセは「こび」とか「ガサツ」と受け止められ、バイト先のファミレスでは同僚からは嫌われ、店長からは好意を持っていると勘違いされ、傷つくことの多い毎日。ある時、静はファミレスの客として面識のある道永圭一(中島裕翔)がケバブの出店でつるし上げられている場面に出会う。現金の持ち合わせがないのに注文してしまい、言葉の分からない店主相手に立往生していたのだ。静の助け船で難を逃れた圭一も、空気を読むことが苦手な男だった。いわゆる“普通の”コミュニケーションが苦手な2人は、互いにひかれあっていくが…。◆野々村静役/吉岡里帆コメント遂に遂に!「しずかちゃんとパパ」の地上波放送が決定しました。ろう者とコーダの親子の絆の物語です。撮影期間は大好きな鶴瓶さんと手話に取り組み、笑ったり泣いたり感情忙しい毎日を過ごしていました。私にとってはこの作品と出会うためにいろんな壁と戦ってきたんだと実感するような思い入れの強い渾身の作品です。登場人物ひとりひとりがとても魅力的な物語です。ぜひご覧ください。◆道永圭一役/中島裕翔コメントこの作品並びに私の圭一くんが地上波でもより多くの人に見ていただけるのがとても嬉しいです。この役は今まで演じてきた中でもとても大好きな役でした。ちょっと人とズレている圭一くんを見守ってくれたら嬉しいです。撮影現場では、鶴瓶さんの周りは温かくて優しい空気に包まれていて、その雰囲気がこの作品にも溢れ出ています。この優しい世界を味わっていただき、世界は優しいんだということに気づくきっかけになったら幸いです。◆野々村純介役/笑福亭鶴瓶コメント手話指導チームの徹底したサポートを受けながら、泣いてはいけないシーンでもつい気持ちが入りすぎて涙がこぼれたりと、心して向き合ったこのドラマ。地上波でより多くの方々にご覧いただけるのがとても楽しみです。世の中にあふれかえる言葉がどんどん軽くなり、相手の心を察する力がすっかり弱くなっている今日この頃。言葉が通じなくても伝わる気持ちや愛情、その力を感じて下さい。【Not Sponsored 記事】