「ダウンタイム」受付嬢役・鶴嶋乃愛、セルフメイクのこだわり・遠山クリニックの“華”を体現した裏側に迫る 田中みな実の提案だったセリフも告白【インタビュー】
芸能
モデルプレス/ent/wide/show3

【写真】Netflix「ダウンタイム」体当たりの豊胸シーン演じた美女 “毎回5時間前入り”特殊メイク秘話
◆Netflixシリーズ「ダウンタイム」
美容整形業界に焦点を当て、美を追い求める人々の希望や葛藤、そしてその裏側に潜む光と闇をリアルに描き出すオリジナルドラマである「ダウンタイム」。天才的なオペ技術を持つ形成外科医・沼田文(松岡茉優)と、カリスマ美容外科医・遠山凜(仲里依紗)を中心としたスリリングな展開が注目を呼んでいる。鶴嶋は舞台となる遠山クリニックで受付を務める美玖を演じており、その華やかなビジュアルと副院長・小宮ルイ(間宮祥太朗)とのシーンに反響が寄せられている。
◆鶴嶋乃愛「ダウンタイム」美玖役は“急遽”決定
― まずはランウェイの感想と、衣装のポイントを教えてください。
鶴嶋:春以来の「GirlsAward」でしたが、装いもニットになって可愛かったです。今回は「dazzlin」さんを歩かせていただいたのですが、私服でも着させていただいているブランドで、普段の私に近しいふわっとガーリーなスタイルだったので、より自然体でランウェイを楽しめてすごく楽しかったです。
― 鶴嶋さんといえば「ダウンタイム」の役柄が話題です。登場するたびに本当に画面が華やかになって可愛かったです。反響は実感されていますか?
鶴嶋:ありがとうございます。今日も楽屋で、事務所のモデルさんやマネージャーさんなど、本当にたくさんの方から「観たよ」と言っていただいて、すごくありがたかったです。
― 出演はどのように決まったのでしょうか?
鶴嶋:私は元々別の役でオーディションを受けていたんです。その様子を見た監督が「ぜひこの役は鶴嶋さんにやっていただきたい」と言ってくださって、急遽演じさせていただくことになりました。今こうして映像になったものを観ると、すごく素敵なお役に巡り合わせていただけたなと思います。反響もそうですし、自分自身で映像を観ても改めてそう感じる作品になったので、このタイミングでこの作品に出会えたことも、すごくご縁だなと嬉しく感じています。
◆鶴嶋乃愛、長回し・一発撮りで託された“遠山クリニックの顔”シーン
― 美玖は舞台となるクリニックの受付嬢としてある意味“顔”のような存在だと思いますが、どんなところを意識しましたか?
鶴嶋:来院されるゲストの方をお迎えするのも私ですし、それに、1話のオープニングが明けてから最初のシーンも私だったんです。だからクランクインする前から監督に「オープニング明けすぐが美玖ちゃんの顔だから、そこは見せ場であり『遠山クリニックはこういうクリニックです』と示すシーンになるから頑張ってね」と言われていました。あのシーンは、ゲストの方をご案内する流れを、カメラが私についてくる長回しで撮っていて、一発撮りだったんです。なので、心して挑まなければならないという緊張感もすごくありましたし、物語の導入になるシーンを任せていただけることがありがたかったです。
あとは、間宮(祥太朗)さんとの絡みもたくさんさせていただきました。お芝居を重ねていく中で、美玖ちゃんがただ受付でお人形さんのように佇んでいるだけではなく、クリニックの裏で起こっている色々なことを表現できたらいいなと思うようになりました。「ダウンタイム」という作品自体、内容がすごく深いからこそ、ルイ先生と美玖ちゃんのシーンには「人間らしくクスッとできる部分があったらいいね」と、監督とも間宮さんともお芝居のご相談をさせていただいて、そこはすごく楽しく演じさせていただきました。
◆鶴嶋乃愛、田中みな実の提案で追加されたセリフとは
― 受付という役どころで、所作や話し方で意識したことはありますか?
鶴嶋:衣装合わせのときに監督から言われたのが「美玖ちゃんは育ちの良いお嬢様だから」ということだったんです。なので、いわゆる“ただの受付の女の子”ではないところを出したいなと思って、まずはカチューシャキャラでいこうとなりました。カチューシャを真似してくださる方がすごく多くて嬉しいです。
お嬢だからこそ、松岡茉優さん演じる文さんに対しても何も考えずに、悪気なく嫌味っぽいことを言っちゃう。そこが美玖ちゃんのエッセンスなんです。あくまで育ちはすごく良くて裕福な家庭で育ったが故にちょっと大事なところが抜けているというか、気の使い方が抜けているような人間らしさも出してほしいと言っていただきました。意地悪に言うのは0か100なので、すごく簡単だったりするのですが、含ませて言うのが難しかったです。ルイ先生とちょっと企みながらもルイ先生には可愛い顔を見せないといけないという部分もあって、いやらしく見えない程度の塩梅を意識しました。「美玖ちゃんには常に“華”でいてほしい」とすごく言われていて、そのバランスは私自身も今まで演じたことのないタイプの役だったので、挑戦でした。
― 間宮さんや松岡さん、仲(里依紗)さんなど、共演者の方とのエピソードがあれば教えてください。
鶴嶋:本当にたくさんあるのですが、実は台本になかったセリフが追加になったんです。終盤、凜先生にある疑いがかけられているときのシーンのときのセリフなんですけど、そのきっかけが田中みな実さん(看護チーフ・轟菜々実役)で、テストの前に「美玖ちゃん、美玖ちゃん」と声をかけてくださって、ちょっと自分の世界に入っちゃうお嬢な美玖ちゃんとして「こういうセリフをやったら可愛くない?」と言っていただきました。そうして追加になったセリフが、物語の中ですごく良いエッセンスを出しているんです。美玖ちゃんの一人称が「美玖」なんだと気づかされるシーンでもあって、その一言によって物語もより面白くなりますし、ルイ先生との関係性もより濃く見えてくるシーンになったので、個人的にすごくお気に入りです。
― 田中さんからの提案だったんですね!
鶴嶋:そうなんです。あとは松岡茉優さんも当たり前ですけれども、本当にお芝居が素晴らしくて。私は文さんに対して嫌味なことを言うシーンや、対峙するシーンがすごく多かったので、個人的に緊張していたんです。でも、会うたびに「今日も可愛いね」とすごく褒めてくださって「いや、もう冗談でも幸せです」と思いながら、楽しく幸せな撮影期間を過ごさせていただきました。
◆鶴嶋乃愛、セルフメイクでこだわった“多幸感”
― SNSで撮影時のメイクをご自身でされていたと書かれていましたね。特にこだわったポイントを教えてください。
鶴嶋:ドラマのときは、基本的に毎回メイクを自分でやるようにしています。遠山クリニックは、美容の最先端でカリスマ的なクリニックで、正直監督からも「華があるから、この役をやって欲しい」と本当にストレートな言葉をいただきました。なので、ビジュアル面では常に完璧でいないといけないなと思って、清潔感があるように「髪はストレートの方がいいね」とメイクさんとお話したりもしました。
特に意識したのは多幸感です。最近は私も美玖ちゃんから影響を受けているのですが、美容クリニックに来る方は、未来への希望を抱いて来られる方が多いじゃないですか。だからこそ、受付の方が幸せそうであればあるほど「私もこんな風に未来に希望を持てるかも」という幸せな気持ちになっていただきたい。導入の部分でもありますし、それでこそ悩んでいる方と遠山クリニックとの対比にもなるかなと思って、その対比を、監督は“光と影”と表現されていました。なので、メイクもリップを極端に濃くするのではなく、チークとリップでじゅわっとした血色感を出して、本当に幸せそうに見えるメイクを意識しました。
― 素敵なお話をありがとうございました!
(modelpress編集部)
INTERVIEW PHOTO:加藤千雅
◆鶴嶋乃愛(つるしま・のあ)プロフィール
2001年5月24日生まれ、高知県出身。愛称はのあにゃん。雑誌「ピチレモン」「Popteen」などのモデルを経て、女優としても活躍。テレビ朝日系「仮面ライダーゼロワン」(2019〜2020年)のヒロイン・イズ役で注目を集めた。BS朝日ドラマ「⻘と碧」(毎週月曜よる11時24分スタート/Leminoにて独占先行配信)に須藤ありさ役で出演中。
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