本作は、『下妻物語』『嫌われ松子の一生』『パコと魔法の絵本』『告白』などで知られる中島哲也監督の8年ぶりとなる最新作。構想18年を経て「映像化不可能」とも言われた小説の映画化に挑んだ。
この度解禁された特別映像は、主演の西島秀俊が力強く語る「この映画は、本当に誰も観たことがない」というひと言から始まる。西島は家族との不和を抱えながら生きる孤独な探偵・佐竹を演じており、「やらなければならない脚本だ」と感じたことを明かした。
「僕が尊敬する俳優さんたちが結集していて、本当に素晴らしい演技をされていたので、感動がありました」と撮影をふり返る。
映像には、満島ひかり演じる聡子が感情をあらわにする緊迫した本編映像も収められている。西島は満島について、「満島さんは表現するために生まれてきた人で、表現することと生きるということが完全につながっている、すごい人だなと思いました」と絶賛。満島も中島監督の演出について、「演出の仕方がとっても好きでした。客観的なところから演出してきてくれるので」と、その独自の演出方法への信頼を口にしている。
また映像には、黒木華、宮藤官九郎、柴咲コウ、佐藤二朗、役所広司ら豪華俳優陣が撮影に臨むメイキング映像や、作品への思いを語ったインタビューも収められている。
民恵を演じた黒木は、本作への出演にあたり、「覚悟を持って参加せねばならないという感覚が思い起こされた」とコメント。
一方、佐竹の妻・由紀を演じた柴咲は、「こういった題材だからこそ、本当に1カット1カット、丁寧に丁寧に撮られている」と、作品のテーマに真摯に向き合い、細部まで妥協なく撮影を重ねた中島組の現場をふり返る。また、大手探偵社のオーナー・寺西を演じた役所は、「待ちに待った中島組だったので、楽しくなりましたね」と、中島監督との再タッグが実現した喜びを語っている。
本編で登場人物たちが見せる激しい感情と、その一瞬を生み出すための妥協なき撮影。豪華俳優陣がそれぞれの役へ向き合う姿を通して、中島監督が構想18年をかけて描こうとした世界が、少しずつ形になっていく過程が映し出されている。特別映像の後半では、スペシャルニーズの子どもたちとの撮影風景も紹介される。
西島は本作の脚本について、「キレイごとを全部排した上で、何かその先に何が見えるのかということ。身を捧げたいと思わせる、非常に深い人間ドラマの脚本でした」と語った。スペシャルニーズの子どもたちとの撮影については、「子どもたちの演技が本当に素晴らしかった。(子どもたちのご両親には)『俳優として接してください』と言われたんです」とふり返っている。
新を一人で育てる明野を演じた宮藤は、「本当に、(新を演じた)しんすけ君に助けてもらいました。ちゃんといいタイミングで、いい表情をするんです」と、しんすけ君との共演を回想した。しんすけが笑顔を見せた瞬間、佐藤が思わず「みんな幸せな気持ちになるね」と声を上げる姿や、満島が「これから先も、新くんにもらったエネルギーは大きいだろうなと思います」と穏やかに語る姿も収められており、子どもたちの存在が撮影現場にもたらした温かな空気が伝わってくる。
映像の最後に西島は、「今まで自分が出演した映画の中でまったく経験したことがない感動がありました」と、完成した作品への並々ならぬ思いを明かしている。
『時には懺悔を』は8月28日(金)より全国にて公開。











