伊豆シャボテン動物公園は、2026年7月18日から9月23日まで、第5温室メキシコ館で「じっくり観察!食虫植物展」を開催している。ハエトリグサやウツボカズラなど約10種の食虫植物を展示し、栄養の少ない環境で生き抜くために進化した多彩な捕虫の仕組みや生態を紹介する。 食虫植物は、虫などの小動物を捕らえて消化・吸収し、不足する栄養分を補う植物の総称。世界中に広く分布し、現生種は12科19属約600種類あるとされる。一方で、ほかの植物と同様に光合成も行い、自ら栄養をつくり出している。湿原や荒地など、リンなどの栄養分が乏しい環境に生育することが多く、不足する栄養を虫から補っているのが特徴だ。 会場では、葉を閉じて虫を捕らえるハエトリグサのほか、落とし穴式のサラセニアやウツボカズラ、粘着式のモウセンゴケなど約10種を展示。捕虫の仕組みや特徴を解説パネルとともに紹介し、それぞれの植物が環境に適応するために進化させた姿や生態を間近で観察できる。 食虫植物のユニークな生態は、生物の多様性や環境への適応について学ぶきっかけとなり、夏休みの自由研究や探究学習のテーマにも適している。子供から植物愛好家まで幅広く楽しめる展示となっている。なお、展示内容は予告なく変更される場合がある。◆じっくり観察!食虫植物展日時:2026年7月18日(土)~9月23日(水・祝)会場:伊豆シャボテン動物公園 第5温室メキシコ館内(静岡県伊東市富戸1085-4)