「史上最高のディストピア小説」の一つとも称されるピーター・ヘラーのベストセラー小説「ドッグ・スターズ(邦題:ラスト・サバイバー)」を映画化した本作。
『フランケンシュタイン』で第98回アカデミー賞の助演男優賞に初ノミネートされ、注目を集めるジェイコブ・エロルディが主演を務める。
謎のパンデミックで人口の大半が死滅し、人間性を失った者たちが奪い合い殺し合う荒廃した世界で、愛犬と亡き妻の記憶を拠り所に生き延びていたパイロットのヒッグ(ジェイコブ・エロルディ)が、無線に届いた謎の声に導かれ、世界の終末にまだ残されているかもしれない希望を求め、未知の空へと飛び立つ物語だ。
リドリー・スコット監督が88歳にして決して絶望では終わらない希望を描く本作に対し、海外の主要メディアからは「終末後の世界を舞台にしながら、本作が描くのは世界のスペクタクルではなく、その後を生きる人間の心情だ。同ジャンルの作品とは一線を画すものになる」との評価が寄せられている。
この度解禁された予告編は、荒廃したディストピア世界の張り詰めた「静」の描写から始まる。
銃を構え身を潜めながら周囲を警戒する主人公ヒッグの姿は、静かでありながら息をのむ緊張感をたたえている。
そこから一転、激しい大爆発の炎に巻き込まれる衝撃の展開へ。緑豊かな世界で愛犬ジャスパーと戯れる温和な場面と、すべてが荒れ果てた廃墟や焼き払われた荒野が交錯するように映し出され、荒涼とした世界観が浮き彫りになっていく。
さらに後半では、この静と動、陰と陽が複雑に入り混じりながら、本能をむき出しにした臨場感あふれる「動」のアクションへと加速。
フェイスペイントを施し暗闇に紛れるバングリー(ジョシュ・ブローリン)がのぞく暗視スコープに映る執拗な襲撃者たちの大群、容赦なく襲い来る凶暴な動物たち、馬で包囲される絶望的な状況下で機体から身を乗り出しライフルで応戦する手に汗握る航空アクションなど、絶体絶命の危機が連続するサバイバルが炸裂する。
そうした「外は、殺すか殺されるかだ」という冷徹な現実が突きつけられるなか、「何を期待している?」と問いかけるバングリーにヒッグは「ここよりマシな世界さ」と希望を絶やさずに答える。
襲い来る凶暴な敵や、極限のサバイバルの果てに、ヒッグは《希望》を掴み取ることはできるのか…。
併せて解禁されたポスタービジュアルは、荒廃した都市を背景に銃を手にした主人公ヒッグと愛犬ジャスパーが佇む1枚。これから待ち受ける過酷なサバイバルを予感させる、日本オリジナルデザインとなっている。『ラスト・サバイバー』は8月28日(金)より全国にて公開。






