「新凱旋門」誕生の舞台裏を描く、実話に基づく“建築ドラマ”『新凱旋門物語』7月公開 | NewsCafe

「新凱旋門」誕生の舞台裏を描く、実話に基づく“建築ドラマ”『新凱旋門物語』7月公開

芸能 シネマカフェ/映画/洋画ニュース
『新凱旋門物語』©2025 AGAT FILMS, LE PACTE
  • 『新凱旋門物語』©2025 AGAT FILMS, LE PACTE
  • 『新凱旋門物語』©2025 AGAT FILMS, LE PACTE photo Julien Panie
  • 『新凱旋門物語』©2025 AGAT FILMS, LE PACTE
  • 『新凱旋門物語』©2025 AGAT FILMS, LE PACTE
第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品された『新凱旋門物語』が、7月17日(金)より全国公開することが決定。日本版ポスタービジュアルが公開された。

1983年、パリ。ミッテラン大統領はフランス革命200周年を祝う新モニュメントの建設を構想していた。国際設計コンペで選ばれたのは、無名のデンマーク人建築家ヨハン・オットー・フォン・スプレッケルセン。イタリア・カッラーラ産の大理石によるキューブ状のアーチと、そのふもとに雲のような屋根が浮かぶ大胆なプランは、大統領の心を射止め、彼を一夜にして時の人にした。しかし、完璧を追い求める彼の前には、予算や政治的圧力、周囲の思惑が立ちはだかる。理想を貫くか、現実に折り合いをつけるか。巨大プロジェクトの渦中で、一人の建築家が下す“ある決断”とは――。

エッフェル塔や凱旋門に次ぐパリのモニュメント通称「新凱旋門(グランダルシュ)」は、ルーヴル美術館のガラスのピラミッドから一直線に連なる「パリの歴史軸」上にそびえ、パリ西部郊外のデファンス地区に建つ、ひと際異彩を放つキューブ状の巨大建築だ。その完成の裏には、ひとりの建築家の運命を揺るがした知られざる物語があった。本作は、ジャーナリストのロランス・コセによる著書「新凱旋門物語 ラ・グランダルシュ」(草思社)を基に、理想と政治の駆け引きに翻弄されながらも、国家プロジェクトに挑んだ建築家の数奇な人生を、圧倒的な没入感で描いたヒューマンドラマ。

主人公スプレッケルセンを演じたのは、第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルム・ドールを獲得した『ザ・スクエア 思いやりの聖域』(17)で、現代アート美術館のキュレーター役を皮肉たっぷりに演じ、世界的に注目を浴びた北欧の実力派クレス・バング。本作のためにフランス語を猛特訓し、共演者を驚かせるほどの流暢さで臨んだ。

さらに、『落下の解剖学』でセクシーな魅力が話題となり“ホットロイヤー”の愛称で注目を集めたスワン・アルローが主人公と協動する実務派の建築家役、そしていっとき引退宣言が話題になった監督兼俳優のグザヴィエ・ドランが彼らの間を立ちまわる官僚役として久々にスクリーンに登場。

また、主人公の妻役には、『アフター・ウェディング』(06)、『インフェルノ』(16)、『クラブゼロ』(23)など幅広い活躍で知られるシセ・バベット・クヌッセン。さらに時の大統領ミッテラン役には、『スイミング・プール』(03)、『私がやりました』(23)などフランソワ・オゾン作品にも出演する演劇界の重鎮ミシェル・フォーが名を連ねる。実力派キャストによるアンサンブルが作品に確かな説得力を与え、第78回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門出品、第51回セザール賞8部門ノミネートを果たすなど国際的に高い評価を獲得。日本の国立競技場や大阪万博をめぐる議論とも響き合う、必見の“建築ドラマ”となっている。

このたび公開となった日本版ポスタービジュアルには、「それは、建築か、思想か。」というキャッチコピーが散りばめられている。

なお、本作は3月19日(木)から開催されるフランス映画祭2026で日本初公開となる。上映は、3月21日(土)19時からBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下にて行われ、監督のステファン・ドゥムースティエと音楽のオリヴィエ・マルグリが来日し、上映後にQAが実施される。

『新凱旋門物語』は7月17日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、アップリンク吉祥寺ほか全国にて公開。
《text:cinemacafe.net》

特集

page top