高度経済成長期、3人のバイタリティにあふれた日本人が、世界を魅了することになる珠玉の名曲「上を向いて歩こう」(=「SUKIYAKI」)を生み出した。689トリオと呼ばれた作曲家・中村八大、作詞家・永六輔、歌手・坂本九が走り抜けた青春、友情、挑戦――。逆境の中、時代を切り開いた男たちが魂を紡いで作り上げたこの「SUKIYAKI」の誕生秘話を、事実に基づいたフィクションで映画化。
本作の主人公であり、物語の核となる天才作曲家・中村八大を岡田、八大の相棒となる作詞家・永六輔を松坂、坂本九を仲野、八大の妻・順子を清野が演じることは発表済みだが、今回新たに、六輔の妻・昌子を仲、坂本九の妻・由紀子を土屋が演じることが明らかに。
松坂と仲の夫婦役は、Netflixドラマ「離婚しようよ」に続く2作目。コミカルな掛け合いから一転、今作では表現者として葛藤する夫を一番近くで鼓舞し、その孤独ごと包み込むパートナーとしての姿を、圧倒的な存在感で体現。一方で土屋は、トップ女優として活躍する傍ら、多忙を極める夫の心に静かに寄り添い、共に時代を駆け抜けた一途な姿を、繊細かつ情感豊かに描き出す。コメント
仲里依紗
永昌子役を演じさせていただきました。昌子さんは、永六輔さんから生涯を通して手紙を書き続けられるほど愛された、本当に魅力的な女性です。その魅力がどうすれば皆さんに伝わるか、私なりに一生懸命に向き合いながら演じました。
撮影現場では、一つ一つのシーンを噛み締めながらお芝居をすることができ、とても濃密で楽しい経験をさせていただきました。
「上を向いて歩こう」という楽曲は、躓いた時にただ慰めてくれるだけでなく、背中をグッと押して、顔を上げさせてくれるような力強さがあると感じています。
日々の中で辛いことがあっても、この作品を見た皆さんの心がふっと持ち上がるような、背中を押してもらえる作品になっていますので、ぜひ多くの方に楽しんでいただけたら嬉しいです。
土屋太鳳
柏木由紀子さんの存在は本当に大きく、身の引き締まる思いで演じました。緊張しましたけれど、由紀子さんのブログを拝読してユーモア溢れる言葉に元気をいただきながら、この温かいお人柄こそが坂本九さんのパワーの源であり、ご夫婦の絆を深める大切な鍵だったのだと感じています。「上を向いて歩こう」は、いつ覚えたか分からないほど子どもの頃から心に存在し、すぐ口ずさめるほど馴染みのある曲ですが、私の母は辛い時、この歌を必ず歌って乗り越えてきたそうです。同じような思い出を持つ方々は、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。この歌のパワーは撮影現場にも溢れていて、家族のような温かい空気に満ちていました。九さん役の仲野太賀くんとは久しぶりの共演でしたが、10代の頃からお互いを知る安心感は、ご夫婦の関係性を演じる上で大きな支えになっています。
心の芯から温まる、柔らかくて力強い作品です。ぜひ楽しみに待っていてください。
柏木由紀子
素敵な女優さんである土屋太鳳さんに演じていただけることを、大変光栄に存じます。
ご自身もご家族を持たれた太鳳さんなら、きっと家族への愛情を深く理解し、演じてくださると思います。
また、名曲「上を向いて歩こう」誕生から65年という節目に、この物語が映画になることを心から嬉しく思います。
今になると主人がいた頃、いつでも聞けると思って詳しく尋ねなかった当時の話を「もっと聞いておけばよかった」という寂しさもありますが、この映画を通じて、若い世代の方々に当時の想いが伝わることを、坂本九も689のみなさんも喜んでくださるのではないかな、と思います。
『SUKIYAKI 上を向いて歩こう』は12月25日(金)より公開。








