本作は、人生の岐路に立つ高校生の息子と、難病を抱えながら我が子の希望ある明日を願うシングルマザーの揺るぎない愛の物語。監督・中川駿の半自伝的映画だ。
2月24日にソロ活動5周年を記念し、1st Mini Album「OITOMA」をリリースする大森。これに新曲として収録されるのが「0.2mm」。大森が優しく語るように歌い上げるミドルテンポのバラード曲。「映画だけど現実的で、強さのある作品だと思いました。その強さには胸が締め付けられる瞬間もありましたが、それも含めてどうしたらリアルに届くのか、ということを試行錯誤した映画なんだろうなと感じました。多くの人が自分の人生と照らし合わせて自分ごととして感じる部分があると思います。月並みな表現になりますが、とてもとても素敵でいい映画です。そしてどんな選択にも痛みが伴うということを映画を観て改めて思い知りました」と映画の感想を語った大森は、「映画を美談にするのも、説教臭くさせるのも、主題歌の影響がすごくあると思ったので、率直に感じたことを、香ってきた、吹いてきた何かを音にすることに尽力しました。ほんの少しだけ風が吹くように、少しだけ背中が押せればいいなという気持ちで作りました」と思いもコメント。
楽曲を聴いた息子・佑役の山時は、「この楽曲には物語のすべてが詰まっているように感じられ、本編を観終えたあと、背中をさすってもらいながら一緒に振り返る時間を与えてくれる、そんな一曲です」と話し、母・美咲役の菅野も「優しさに心震えました。映画に寄り添ってくださいながらも、大森さんらしい、人生を肯定してくださる世界観で、はじまりはいつもと少し違う歌い方をなさっているのかな?と感じ、やがて優しく前向きで力ある唄声に、希望あるエールを受け取る様な気持ちになりました」と感想を。
そして監督は、「実際にエンドロールに当ててみた時、作品全体の魅力が格段に上がったように感じました。曲を聴いている間、かつて当たり前だった親子の日常が目に浮かぶようで、だからこそ、現在の佑と美咲の不器用な姿がより切なく、より愛らしく感じられるようになったのだと思います」と称賛を送った。
また予告編では、大好きだったバスケ部を辞め、ヘルパーのいない時間帯は介護と家事に向き合ってきた佑は、心の余裕がなくなり、母を思いながらも突き放してしまう。そんな中、24時間ヘルパー体制が整ったことを知らされ、自由な時間が訪れる一方で複雑な思いも抱え、親子の会話はより減ってしまう。やがて、高校卒業後の進路選択を前に、東京の大学へ進みたい思いと、母を残していくことへの罪悪感の狭間で揺れ、美咲も佑の背中を押そうとする。美咲を心配する佑の思いと、佑の幸せな将来を切に願う美咲の思いが交錯していく映像に、主題歌が寄り添うように重なり、胸を打つ仕上がりとなっている。
『90メートル』は3月27日(金)より全国にて公開。
大森元貴 1st Mini Album「OITOMA」は2月24日(火)リリース。






