理系女性人材育成へ…山田進太郎D&I財団、STEM体験プログラムの参画企業拡大 | NewsCafe

理系女性人材育成へ…山田進太郎D&I財団、STEM体験プログラムの参画企業拡大

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Girls Meet STEM
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 山田進太郎D&I財団は、中高生女子向けSTEM(理系)領域のツアー型体験プログラム「Girls Meet STEM」において、2026年度の参画パートナー企業を現在の129社から拡大することを目指し、参画パートナー企業の募集を開始した。2025年12月16日より随時受け付けている。無償で参加でき、協賛金等は不要。

 同プログラムは、企業等での現場体験を通じて、中高生女子がSTEM(理系)分野の仕事や学びに触れ、自身の新たな可能性を発見する機会を提供するもの。同財団は、産業界と一丸となって同プロジェクトを推進し、ジェンダーギャップ解消に向けた動きを加速していく。

 現状、日本の大学の理工系学部における女性比率は約20.7%とOECD諸国で最低水準にある。産業界が直面しているSTEM(理系)分野の女性人材不足は、大学入学時点で理工系学部を選択する女性が少ないという構造的な要因に起因しており、解決には文理選択を行う前の段階で、STEM領域を含めた多様な選択肢や将来像を知る機会が必要だと考えている。

 実際、2025年夏のツアーでは全国で定員の3倍を超える応募があり、中高生の「現場を知りたい」という意欲に対して、提供できる体験の枠がまだ不足している。中高生女子の高い意欲に応え、1人でも多くの中高生に、リアルな現場体験を届けるため、参画企業の拡大が必要になっている。

 同財団が実施した効果測定によると、ツアー参加後に「理系に進みたい」と回答した生徒の割合が、参加前と比較して約34%向上した。参加者716名のアンケート結果(文理選択意向の5段階評価)をもとに、実際の進学確率を試算したところ、同プログラムへの参加はSTEM分野への進学確率を2.59ポイント向上させる効果が期待できることがわかった。

 また、参加者の77%が「具体的な職業イメージをもてた」、72%が「ロールモデルが見つかった」と回答しており、単なる職場見学にとどまらず、将来の進路選択に具体的な効果をもたらす事業となっている。

 現在、プログラムの趣旨に賛同し、中高生女子に対してオフィスツアー体験等の機会を提供できる企業・団体・研究機関を募集している。詳細は山田進太郎D&I財団のWebサイトで確認してほしい。

◆「Girls Meet STEM」 2026年度パートナー企業募集
募集対象:女子のSTEM(理系)進路選択を応援する全国の企業・団体・研究機関
募集期間:2025年12月16日(火)より随時受付
実施期間:2026年度の夏休み・春休み期間を中心とした年2回程度
実施内容:オフィスツアー(対面)として、オフィスや工場・研究所の見学、ワークショップ、女性社員との座談会など。所要時間は2~3時間程度、参加人数は各回15名~50名程度
登壇者:理系出身またはSTEM職種の女性社員
費用:無償。プログラム実施にかかる実費は各社負担
申込方法:山田進太郎D&I財団のWebサイトより問合せ・申込み
《風巻塔子》

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