
こんにちは。イラストレーターのヤベミユキです。
美容部員時代のおせっかい心から、大人美容についてのあれこれを発信していきます。
【連載 40代コスメオタクが語る働く女性のためのぶっちゃけ美容】
今回は、年末ギリギリでも、顔と気持ちがふっと軽くなった一件についてお話しします。
12月も後半、鏡の中の自分が、なんだかくたびれて見える。寝不足、冷え、乾燥。メイクをしても疲れが隠れず、「今年、ちゃんと自分を労われたっけ?」なんて考えてしまう。でももう年末。美容院の予約は取れないし、今さら何をしても遅い気がして——。
年末に思い切って入った意外な場所で…
そんな気分のまま、ふらっと入ったのが近所の床屋さんでした。正直、女性ひとりで入るのは少し勇気がいる。でも「このまま年を越すのは、ちょっと嫌だな」と思って。お願いしたのは「顔剃り」です。

イスに座って、顔にふわっと泡をのせてもらい、やさしくブラシでなでられる。「え、こんなに気持ちよかったっけ……?」
途中でなぞのパックまでしてくれて、何も考えず、ただ身を委ねる時間。家でのスキンケアとはまったく違う、“人に触れてもらうケア”の心地よさがありました。
襟足シェービングは、まとめ髪の救世主
顔剃りと一緒に整えてもらった襟足も、思った以上に大きな変化が。まとめ髪をしたとき、後ろ姿がすっきり見える!首元がきれいだと、それだけで清潔感が出ます。
終わって鏡を見たら、劇的に肌が明るくなっていて、顔も首もつるん。「あ、ちゃんと手をかけたな」という感覚。不思議と、気持ちまで軽くなっていました。
床屋の顔剃りが、年末向きな4つの理由
床屋の顔剃りが年末向きなのは、理由があります。
・予約がいらない
・数千円でできる
・その場で変化を感じやすい
・失敗しにくい
年末の「もう間に合わないかも」という気持ちに、いちばん現実的に応えてくれる美容だと思います。
年末は「疲れて見えなければ十分」!
もちろん、床屋に行けない人もいると思います。その場合は、自宅で最低限だけ。フェイス用の電動シェーバーで、頬とフェイスラインだけを軽く整えるのがおすすめです。私が年末にセルフでケアする場合、あえて口周りや眉の下は触りません。完璧を目指さない、やりすぎないことが、いちばん大切。
また、この時期は“あえてやらないこと”も決めています。それは初めての美容医療、強い角質ケア、新作コスメの総入れ替え。年末は肌を立て直すより、疲れを増やさないことを優先したい。
12月の終わりは、「ちゃんと整えている人」に見えれば、それで十分。余分なものを削って、顔を一度、リセットする。それだけで、年末はちゃんと乗り切れます。
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