女子最難関の「桜蔭中学」で大流行。生徒達の「勉強時間が一気に増えた」便利グッズとは!? | NewsCafe

女子最難関の「桜蔭中学」で大流行。生徒達の「勉強時間が一気に増えた」便利グッズとは!?

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女子最難関の「桜蔭中学」で大流行。生徒達の「勉強時間が一気に増えた」便利グッズとは!?

さんきゅう倉田です。東京大学で金融を学んでいます。

中学受験の経験がないので、中高一貫校出身の友人によく話を聞いています。

今回は初めて出会った桜蔭出身者に時間を取ってもらいました。

▶名門・桜蔭のレアな授業とは

襖の開け方、入る足、立ち方、回り方まで学ぶ礼法の授業

桜蔭には週に1回「礼法」の授業がある。

聞いたことがない言葉だ。

話を聞く限り、礼儀作法を学ぶ授業のようである。

校舎内の和室に臨んで、お茶菓子いただいたり、襖の開け方を学んで1人ずつ試験を受けたり、部屋へ入る際にどの足から入れるか教わったりする。

上座下座の概念や体の動かし方、座布団への入り方も学ぶ。

和食における配膳も習うし、脇を閉め、胸より下げてはいけないなど精緻な指導を受けられる。

礼法の先生は、二十四節気に合わせた挨拶をしてくださるそうだ。友人の選ぶ言葉から先生に対して非常に敬意を払っていることが伝わってくる。

彼女は「礼法の授業でどんなことをするの?」と聞かれて「お茶菓子を食べたり~」とは言わなかった。

筆者ははっきりと「お茶菓子をいただいたり」と唱えるのを聞いた。

先生は伝統的な作法や言葉に通じて洗練されている。

その先生の影響を受けて芽吹いた内面の美しさが、友人から滲み出ているようだった。

▶熱心なのは勉強だけではない

部活動も熱心な進学校

桜蔭にはたくさんの部活がある。

バレーボールおよび、バスケットボールおよび、卓球および、水泳、リズム水泳、ダンス、天文気象、生物、物理、化学、数学、文学、かるた社会科、演劇、英語劇、英会話、放送、管弦楽、合唱、軽音楽、手芸、料理、美術、書道、花道、茶道、ボランティア、写真、新聞があり、友人はカバディ部に入っていた(個人が特定されないよう、部活名を変更しています)。

そんなに勉学が活発でない筆者の母校より部活の種類が多いから、部活動に熱心なのかもしれない。なお同一部の種目がとに分かれているが、両者は活動日数などが異なるようだ。

カバディ部は比較的緩い部活だったので、友人は勉強に時間を費やした。

むしろ勉強しかしなかった。

▶勉強時間をレース

タイマーで1日の勉強時間を計り、友人と競い合う

「塾と家、学校をひたすら行き来してた。勉強することしか頭になくて、勉強用のタイマーを買って、勉強時間を同級生と競ってた

一瞬、何のことか分からなかった。このようなタイマーを購入して持ち歩き、1日の勉強時間を計測していたらしい。

タイマー式学習法ができるラーニングタイマー

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誰かがタイマーを使用していたところ、筆者の友人を含む生徒たちが導入し、桜蔭にタイマー軍団が発生した。

タイマーは彼女たちを机に駆り立て、「ガリ勉」と形容するに相応しい集団に仕立てた。

「授業中も内職するからタイマーを押してた。5分でも多くカウントしたいから。20分間の中休みもタイマーを押して勉強してた。でも、今思うと先生に申し訳なかった。」

タイマーで記録した1日の勉強時間は友人に見せていたそうだ。

なんて勉強に向いた環境なんだ。学力というのは遺伝と環境、それぞれの影響を受けるが、これほど勉強に向いた環境があるだろうか。

非常に羨ましい。

筆者が大学3年の頃に公務員試験の勉強を自宅でしていると、同居の家族は重低音の音楽を鳴らして、リビングでバスケをしていた。

必死の訴えにも関わらず、それらの行為は継続され、劣悪な環境に耐えながら勉強を続けた筆者にとって、勉強に打ち込める環境は貴重で美しいものに感じられる。

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《OTONA SALONE》

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