【Da-iCEたまアリファイナル公演レポ】2万人満員の会場上空から降臨 1人歌唱で新たな魅力開花・新アルバムリリースもサプライズ発表 | NewsCafe

【Da-iCEたまアリファイナル公演レポ】2万人満員の会場上空から降臨 1人歌唱で新たな魅力開花・新アルバムリリースもサプライズ発表

芸能 モデルプレス/ent/music
Da-iCE(C)Hiroe Yamauchi
【モデルプレス=2025/11/12】5人組アーティスト・Da-iCE(ダイス)が11月11日〜12日、さいたまスーパーアリーナにて「Da-iCE ARENA TOUR 2025 -EntranCE-」を開催。ここでは、ツアー最終公演となった12日の公演をレポートする。

【写真】男性5人組、ツアーファイナル裏側の貴重ショット

◆Da-iCE、全国アリーナツアー終幕

本公演は10月7日の大阪城ホール公演を皮切りに、全国4都市8公演を巡ったアリーナツアーの最終公演。「Create & Expand(創造と拡大)」という言葉をテーマに掲げ、Da-iCEに興味を持ってくれた来場者に対し、入り口(エントランス)となるような楽曲や演出で構成されている。自身5年連続5回目の開催となるアリーナツアーで全公演ソールドアウトを達成した。

次第に大きくなったBGMが止まり、オープニング映像からロケットが発射するような効果音とスクリーンの映像が鮮烈な印象を与える。約2万人で満員となった会場のセンターステージ上空にあるLEDから、本ツアーのテーマカラーになっている黄色と黒を基調としたクールな衣装で5人が降臨した。同ツアーを象徴するような5人歌唱のラップ曲『Entrance 6』で開幕。大野雄大が「楽しむ準備はできてるか~!」、花村想太が「腹から声出せ!」と煽り『BACK TO BACK』『SiX』『FAKESHOW』と、バンドと掛け合わされたDa-iCEらしい激しいダンスチューンで一気にボルテージを上げると、岩岡徹と和田颯が制作に携わり、デジタルシングルとしては初となる5人歌唱の新曲『Monster』(10月22日リリース)で6面(Da-iCEのファンの総称)の目線を釘付けにした。

◆Da-iCE、1人歌唱のバラードセクションで新たな魅力

5人が「空き時間にゲームセンターに行っちゃおう!」と無邪気に寄り道をするという、まるで彼らの裏側をのぞいているような幕間映像を経て、TikTok総再生回数11億回のSNSバズを巻き起こした『I wonder』、全歌詞が五・七・五で構成された『Tasty Beating Sound』とキャッチーな楽曲が続く。同曲では大野が「チャッチャッチャ!」とリズムに合わせ叫んでいたが、静岡公演からなぜ「チャ」が導入されたのかというと「(埼玉は)狭山茶だから!」と説明。しかし工藤からすかさず「昨日ファンから教えてもらったんだろ!」とツッコミが。花村が「声を出さない人にはお茶をあげません!」と歓声を煽ると、大野は「なんてこっちゃ!」とダジャレで笑いを誘った。間奏で恒例となっているリーダー・工藤大輝が「オーラスは 限界突破 してほしい」「たまアリの でっかい声を 聞かせろよ!」という句を読み終わると、ボーカル2人の呼びかけで会場にいる6面全体で「チャー!」と応えていた。

Amazon Originalドラマ『【推しの子】』第3話主題歌『オレンジユース』では演劇の世界観を取り入れた振付で楽しませたかと思うと、スタンドマイクを使ったOfficial髭男dism・藤原聡提供の『FAKE ME FAKE ME OUT』、音源にはない冒頭の「ねぇ」を首を傾げながら挑発的な表情を見せる岩岡徹がささやく『Black and White』では、長年活動しているグループだからこそ魅せられる色気を放出した。

また、花村と大野という対照的なツインボーカルやパフォーマーのダイナミックなダンスを存分に堪能できるバラードセクションは毎回6面も楽しみにしているパートの1つではないだろうか。しかし、デビュー12年目のDa-iCEは一味違った。雪が降り注ぐ『Love Song』は上空で大野が1人歌唱し、センターステージで和田颯が伸びやかなコンテンポラリーダンスを披露。一方の『image』は花村1人で歌唱し、岩岡がしっとりと舞う。元々の楽曲の良さを存分に活かしながらも新たな魅力を開花させた後には『ダンデライオン』で5人がステージ上に再集結し、2万人を包み込むほど暖かく大きなタンポポを咲かせていた。

◆Da-iCE、新アルバムリリースを発表

ヒット曲『CITRUS』まで彼らのパフォーマンスに6面が酔いしれていた空気と打って変わってMCコーナーで一気に雰囲気を和ませると、この夏の音楽フェス出演時にも観客の心を躍らせた『Clap and Clap』『スターマイン』『DREAMIN’ON』『ノンフィクションズ』でフィナーレへ。『DREAMIN’ON』の前には花村が「今日Da-iCEを初めて観に来てくれた人もいつもDa-iCEを応援してくれている人もホンマにホンマにありがとうな!今日ここにいるあなたのおかげでこの会場2万人は埋まっています。本当にあなたが来なければこの会場が埋まることはなかったから!」と感謝の気持ちを、「2025夏の高校野球応援ソング/熱闘甲子園テーマソング」となった『ノンフィクションズ』の前には、花村が「最高の歌を届けて帰ろうと思うんですけどいいですか~!Da-iCEメンバー全員で200%超えて1000%超えていこうか!むしろ2000%も超えていこうか!さいたまスーパーアリーナかかってこいや!」と力強い言葉を投げかけ、本編を締めくくった。

まだまだ彼らのパフォーマンスを観ていたいと叫ぶ6面の「Da-iCE!Da-iCE!」の声に応え、5人がツアーグッズを各々リメイクしたスタイリッシュな服装で再登場。5人全員の歌の掛け合いが心に残るバラード曲『サンクチュアリ』を披露した後のMCでは、アルバム『TERMiNaL』を2026年1月14日に発売することを発表した。このアルバムを引っ提げ、すでに発表されている来年1月から6年連続となる10都市20公演規模での全国アリーナツアー「Da-iCE ARENA TOUR 2026 -TERMiNaL-」を開催することとなる。工藤が「ツアーと同時進行で新曲いっぱい作っていてあんま言えないけど」、花村が「音源の時点で初の試みがあるっていうのはやばいですね」と新アルバムの内容を匂わせ、期待感を高めていた。ラストの楽曲として定番化している『Live goes on』はライブが終わっても6面を楽しませると誓い、6面との絆は変わらないと信じさせてくれる。花村が放った「皆さんと素敵な時間を過ごし、いつの日かドームに行けたらいいなと思っています」「年末も頑張りたいな」という切実な思いが実ることを祈るばかりだ。(modelpress編集部)

◆ 「Da-iCE ARENA TOUR 2025 -EntranCE-」セットリスト

M1 Entrance 6
M2 BACK TO BACK
M3 SiX
M4 FAKESHOW
M5 Monster
M6 I wonder
M7 Tasty Beating Sound
M8 オレンジユース
M9 FAKE ME FAKE ME OUT
M10 Black and White
M11 Love Song
M12 image
M13 ダンデライオン
M14 CITRUS

MC

M15 Clap and Clap
M16 スターマイン
M17 DREAMIN’ON
M18 ノンフィクションズ

<アンコール>

EN1 サンクチュアリ

MC

EN2 Live goes on

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《モデルプレス》

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