東大生でも実は難しい!?「他人の名前をどうしても覚えられない」のは必然である、その理由とは | NewsCafe

東大生でも実は難しい!?「他人の名前をどうしても覚えられない」のは必然である、その理由とは

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東大生でも実は難しい!?「他人の名前をどうしても覚えられない」のは必然である、その理由とは

さんきゅう倉田です。

東京大学経済学部で、計量経済学や心理学、金融、マーケットデザインの講義を履修しています。

東大に入ったのは卒業することが目的ではないから、卒業単位に含まれない授業やプログラムも面白そうだったら積極的に履修している。今回は2泊3日の合宿中にあった「何事も深掘りせずにはいられない」東大生の実態をお伝えする後編です。

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▶「勉強」と「名前を覚える」は別の能力?

なぜ他人の名前を覚えるのは難しいのか

ねぇ、どうして他人の名前を覚えるのって難しいと思う。よくいるじゃん。「私、人の名前覚えられないんです」って人。東大にも散見されるよね。賢くても名前を覚えるのは難しいんだよ。

これって、名が体を表してないからだと思うんだよね。筋肉質なのに「細井さん」とか、人間なのに「魚住さん」とかいるじゃん。名前と見た目が一致してないんだよね

「一軒家に住んでるのに『二階さん』とか?」

それは違うけど。

「ちぇ。あと名前って思い出す機会が多いから、思い出せない度に失敗を認識して、その回数が多いから、自分は他人の名前が覚えられないって自認するのかも」

▶「名前を覚えられない」に罪悪感を抱く理由

それはあるね。あと、名前を覚えていないって失礼だから、重大な罪のように感じられるんだよね。自主的に本を読んで得た知識と違って、相手から聞いた情報だから、それを忘れるって失礼な気がして、忘れると罪の意識を感じ、その意識がわざわざ「名前が覚えられない」と口に出すことに繋がるのかもしれない。

「そうかもしれないね。いつもそういうことを考えてるの?」

返事はないどうやら寝てしまったようだ。

東大生の一部は、日々様々な現象や習慣に思いを馳せている。そこに介入して一緒に考え、誤りを相互に指摘し、反駁し、修正することでごつごつした真理を真円に近づくよう磨くことができる。

■編集部より

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