斎藤工が実在する医師役、はるな愛特別協力Netflix映画『This is I』配信! 主演は18歳の高校生・望月春希 | NewsCafe

斎藤工が実在する医師役、はるな愛特別協力Netflix映画『This is I』配信! 主演は18歳の高校生・望月春希

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Netflix映画『This is I』
18歳の高校生・望月春希、斎藤工が出演するNetflix映画『This is I』の配信が決定した。

「アイドルになりたい」と夢を抱きながら、“自分らしさ”に悩み、周囲の視線に苦しんでいた大西賢示。その運命を変えたのは、一人の医師との出会いだった。過去に患者を救えなかったことで苦悩を抱える医師・和田耕治は、賢示との出会いをきっかけに、それまで知らなかった性別違和を持つ人々の苦悩に初めて向き合う。そして賢示は、和田医師が初めて執刀する性別適合手術の1人目の患者となる。

偏見に晒されながらも信念を貫き、性別移行に真摯に向き合う中で「本当の医療とは何か」を悩み、患者に寄り添い続けることを選んだ和田。そして、性別適合手術という決断を通じて自身が望む“本当の自分”を確立していく決意をした賢示。世間の反発や逆風の中で孤独を抱えていたふたりが築き上げたのは、かけがえのない信頼と絆だった。孤独を抱えたふたりが互いを支え合い、自分らしく生きるための道を見つけていく――。

80年代~Y2K(2000年代)を彩ったヒット曲と心躍るダンスを背景に、はるな愛「素晴らしき、この人生」(講談社)、和田耕治・深町公美子「ペニスカッター:性同一性障害を救った医師の物語」(方丈社)を参考に、性別適合手術の扉を開いた2人の心震わす実話が、Netflix映画として蘇る。

主演は、オーディションで選ばれた望月。トランスジェンダー当事者を含む、幅広い応募者が集まったオーディションの選考過程は決して容易ではなかったという。回数を重ねて実施し、最終的に望月の持つ繊細な感情表現と突出した存在感を目の当たりにし、満場一致で決定。自分らしさに葛藤しながらもアイドルを夢見る主人公を、瑞々しい感性と真摯な姿勢で体現する。

斎藤が演じるのは、主人公に大きな転機をもたらす、実在する医師・和田耕治。偏見の目に晒されながらも、信念を貫き、600人以上の性別適合手術を執刀し、性別違和を持つ人々に寄り添い続けた。

監督は、『Noise ノイズ』で長編デビュー、『ぜんぶ、ボクのせい』『Winny』を手掛けた松本優作。企画は鈴木おさむが務めた。

鈴木氏は「愛ちゃんは今から24年前に東京で小さなお店を開きながら、うちの妻達と仕事をしていました。妻から『すごくおもしろい人がいるんだよ』と聞かされ。ほどなくして会いました。僕と同じ年のその女性はたくましく強く、はかなく美しく生きている。愛ちゃんから何度も人生の話を聞いていたので、和田先生の本を読み、この物語と愛ちゃんの話を一緒にしてドラマを作ったらすごくおもしろくなるのではないかと。沢山の人を応援する物語になるのではないかと。2022年にNetflixさんに企画を出し、あれから4年がたち、このような作品が出来上がること。とてもワクワクしています」とコメント。

松本監督は「オーディションで大抜擢された主演の望月春希さんがとにかく凄まじいです。そして斎藤工さんをはじめ、最高の俳優とスタッフが情熱を込めて創り上げた渾身の一作です。『明日も生きてみよう』とそっと背中を押してくれる、そんな力を持った映画」と熱い想いを語った。

Netflix映画『This is I』は2026年2月、世界独占配信予定。
《シネマカフェ編集部》

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